治安悪化が進むアフガンとタリバンの統治能力

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:治安悪化が進むアフガンとタリバンの統治能力
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『アフガニスタン西部ヘラート州Herat province,Afghanistanのシーア派モスクに銃を持った男が押し入り、礼拝中の崇拝者worshippers6人を殺害した。

タリバン暫定政権 Talibanが2024年4月30日、明らかにした。

それによると、事件は州都ヘラート市の住宅地にあるモスクで29日夜に発生。黒い布を顔に巻いた男が銃を乱射し、少なくとも6人が死亡、1人が負傷したという。警察が現場を封鎖し、男の行方を追っている。現地メディアによると、犯行声明を出した組織は確認されていない。

カルザイ(Hamid Karzai)前大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。事件を強く非難すると書き込んだ。

タリバンによると、ヘラート州の著名なシーア派指導者 the mosque’s imamとされる70代の男性が死亡したという。

国連アフガニスタン支援団もこの攻撃を非難し、「子供を含む少なくとも7人が死傷したと報告を受けている」と述べた。

また同支援団はタリバンに対し、攻撃を受けたイスラム教シーア派少数派Shiite Muslim minorityを保護するよう訴えた。

images jkアフガンでは2021年8月の政変以来、イスラム国(IS,ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサンISKP :Islamic State-Khorasan)によるテロ攻撃が相次いでいる。

この組織はシーア派だけでなくタリバン暫定政権にも攻撃を仕掛けており、多くの市民が自爆テロや襲撃に巻き込まれて死亡している。参照記事 英文記事 

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現タリバン政権は、政権を得た当初はより穏健な姿勢を約束していたにもかかわらず、タリバンが以前、1996年から2001年までアフガニスタンを統治した時代と同様に、国民に対し徐々にイスラム法の厳しい解釈を再び課している。

今回の事件がアフガンでは小さな事件でも、ヘラート州では昨年大地震で大きな被害が出ており、大量の難民が出れば、隣国のシーア派国家イランやパキスタンを更に刺激する要因になりかねない。

写真左は、首都に集まったタリバン首脳陣。過去に生きるイスラムに、国政や治安維持、経済発展を求めても、余りに全ての価値観が違い過ぎて無理な話だ。過去ブログ:2023年10月アフガニスタン西部ヘラート州で地震で死者数が2000人超え:

d3c513ac過去のタリバン統治時代は「アフガンの暗黒時代」と言われ、その後に長く過酷な内戦を引き起こした。

特に現在、アフガンとパキスタンの対立は深まりつつあり、2023年からパキスタンは、国内のアフガン難民数十万人をアフガンへ強制退去させている。更にアフガンの過激派は不満を募(つの)らせ、何が起きても不思議ない状況だ。 過去ブログ:2024年4月IS系テロ相次ぐアフガニスタン 最悪の国内状況:4月イラン南東部州でスンニ過激派が警官6~10人殺害:

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2024年5月2日:イスラム過激派組織「イスラム国(IS,ISIS)」が4月30日、アフガニスタン西部ヘラート州のモスクで発生した銃撃事件の犯行声明を出した。

ISISを支持するスンニ派のアマーク(Aamaq)通信は30日遅くに掲載した声明で、「メンバーの1人がヘラート市のシーア派モスクに機関銃で攻撃を仕掛け、成功した」と主張した。

参照記事 写真は参考写真 過去ブログ:2024年3月モスクワで銃乱射4人の動機:3月モスクワ郊外の演奏会場で銃乱射137人死亡 IS系?が犯行声明:2023年1月米バイデン政権が、イスラム過激派へ積極的攻撃に出る:2022年8月タリバンの聖職者が自爆テロで殺害される>ISの犯行 アフガン:8月アフガンからのIS組織排除を進めるタリバン>爆弾テロ多発:2月「イスラム国ホラサン州」指導者へ11億円の懸賞金 米国:2021年10月アフガン北部のシーア派モスクで自爆テロ 南部でも、、』