東証10時 日経平均、下げ幅縮小 押し目買いが優勢に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL021660S4A500C2000000/
『2024年5月2日 10:19
2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比140円ほど安い3万8100円台前半で推移している。
1日の米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株などに売りが先行したが、下値模索の動きは朝方で一巡した。日経平均は節目の3万8000円を下回る場面もあったが、根強い先高観から押し目買いを入れる動きが優勢になっている。
東証株価指数(TOPIX)は一時上げに転じた。
日本時間2日午前の取引で米株価指数先物が堅調に推移していることも投資家心理の支えとなっている。
米連邦準備理事会(FRB)は1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めた。
パウエル議長はFOMC後の記者会見で利上げの可能性は低いと強調しており、市場では「想定されていたほどタカ派寄りではなく、日米の株式相場にいったん買い安心感が広がっている」(ピクテ・ジャパンの松元浩運用本部シニア・フェロー)との見方があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2818億円、売買高は4億1986万株だった。
住友ファーマや資生堂、マツダが安い。一方、関西電や住友商、第一三共は高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕』