ブリンケン米長官「中国がロシアの脅威を悪化させている」

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:ブリンケン米長官「中国がロシアの脅威を悪化させている」
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『2024年4月24日から中国を訪れたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官が北京でBBCの単独インタビューに応じ、中国がロシアのウクライナ攻撃を支援し続けるのをやめなければ、アメリカ政府は対応すると警告したことを明らかにしたとすでにブログに記録した。

ロシアの武器製造に不可欠な部品の提供を中止すれば、アメリカや欧州との関係改善に大きく寄与すると語った。

中国がロシアに提供している「工作機械やマイクロエレクトロニクス(超小型電子部品)、精密光学製品」などを、アメリカは問題視しているという。

さらに、中国は中東で「建設的」な役割を果たせると思うと述べ、中国が「イランとの関係性をもとに」イスラエルとの対決を悪化させないよう働きかけたと評価した。

4ae619cb、、、、問題はここで、中国に平和への役割を果たせる能力があるとしても、それを駆使する気が無いのであれば、それは、はかないブリンケン氏の個人的希望的観測wishful thinkingでしかない。

振り返ってみれば、拝金主義の中国が、何の得にもならない人道主義で大舞台に登場し、実績を残した事が在っただろうか?

ウクライナ紛争しかり、和平へ向け仲介するとして特使まで派遣したが、うまく立ち回って利権を得ようと言う下心が見え見えで、その内姿を消した。

中国に、自由、人権、生命尊重、環境を改善する真摯(しんし)な努力を求めても、国際的通念より党紀優先で、儲けの無い事には関心すら持たない。

もし何かしていても、全ては単に対外的な評価を良くしたいと言う打算の産物でしかない。

筆者の目でごく簡単に言えば、国際的な価値観とは別に、中国は自分の(共産党の)価値観を内外へ拡散するが、他国から中国への干渉はするなと取れる態度で、勝手な大国主義にしか見えない。

其の為に、ロシアと共に国連での常任理事国としての特権を振り回すのだから始末が悪い。国連改革が言われるのも当然だろう。

過去ブログ:2024年4月米国の警告と中国の身勝手な大国主義的談話:2023年4月習近平体制は滅んでしまえ!と石平氏語る:3月習近平政権の統治方針の何が危険なのか: