シルスキー総司令官、ベルディチ、セメニフカ、ノボバフムティフカを失った
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/we-lost-commander-in-chief-shirsky-berdich-semenivka-and-novobakhmutivka/#comment_headline


『2024.04.29
シルスキー総司令官は28日「ロシア軍は4個旅団を投入してポクロウシクとクラホヴェに向かおうとしている」「ウクライナ軍の部隊はベルディチ、セメニフカ、ノボバフムティフカの西に移動した」と発表し、言及した3拠点を失ったと認めた。
参考:Сирський: Сили оборони відійшли на захід від Бердичів, Семенівки та Новомихайлівки
ウクライナ軍が建設中の本格的な防衛ラインは現在の前線から10km以上後方にある
シルスキー総司令官は28日「ポクロウシクとクラホヴェの両地域で最も激しい戦闘が起こっている。この地域に敵は最大4個旅団を配備、アウディーイウカとマリンカの西で攻勢を続けてポクロウシクとクラホヴェに向かおうとしている」「ウクライナ軍の部隊はベルディチ、セメニフカ、ノボバフムティフカの西に移動した」「全体的に敵はこの地域で戦術的成功を収めたが作戦上の優位性を得ることはできなかった」と発表。
出典:管理人作成(クリックで拡大可能)
要するに「ベルディチ、セメニフカ、ノボバフムティフカを失ったのでウクライナ軍は新しい陣地に移動した」という意味だが、シルスキー総司令官はオチェレティネ、ソロヴィオーヴェ、ノボバフムティフカ、ノボカリノベ、ケラミックの状況については言及していない。
さらにウクライナ人が運営するDEEP STATEは28日「ロシア軍がペルヴォマイズケ方向からネタラブに前進した」「ロシア軍は集落内に足場=Ⓐを築いた」と報告、これはウクライナ軍側の映像=視覚的証拠に基づいた報告なので、ロシア軍は約1kmほど前進してネタラブ集落内に支配地域を広げた格好だ。
出典:管理人作成(クリックで拡大可能)
シルスキー総司令官が言及した「新しい陣地」が何処にあるのか不明だが、ウクライナ軍が建設中の本格的な防衛ラインは現在の前線から10km以上後方にあるため、そこまでロシア軍を削りながら後退するのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:СИРСЬКИЙ
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投稿者: 航空万能論GF管理人 ウクライナ戦況 コメント: 17 』
『 理想はこの翼では届かない
2024年 4月 29日
返信 引用
建設中の本格的な防衛ラインが10km以上後方にあるとして、このペースで後退を続けると1ヶ月もしないうちにそこまで前線が下がってしまいます
それまでに充分な陣地構築と対空兵装の充実が実現しないと、結局はFABに吹っ飛ばされるか迂回されてしまうのでは?
シルスキー総司令官がどうやって戦線を建て直すつもりなのかがさっぱりわかりません
23
Easy
2024年 4月 29日
返信 引用
というかスロヴィキンラインはあくまでも攻撃側に航空戦力が欠如しているという前提条件の下に機能した防御戦術でして。
滑空爆弾全盛のロシア相手に塹壕線など作っても、火点を機械的にKABに吹き飛ばされていくだけですね。
防御戦術として機能しないのではないかという恐れが・・・
2 』
『 ななしびと
2024年 4月 29日
返信 引用
支援が再開されたと言っても影響を与えるまでに数週間と言われてるわけで、その数週間にロシアの本格的攻勢も始まると思うとこの後どれだけの領土を喪失するのか想像もつかないペースですね。
そして仮に支援が届いたとしても扱う兵士が足りない、動員できたとして即使い物になるわけではないのを考えると今年中にゲームセットもあり得るのではないでしょうか。
9
どねつくぼうし
2024年 4月 29日
返信 引用
西側各国が武器弾薬の増産と第三国買い付けを加速させているという情報はウクライナに夢を見させるに充分なものですので今年中に事態集束に至る可能性は低いものと考えます
それにウクライナもこの戦争が総力戦であるとの認識を以って製油施設や工業施設への加害に及んでいる訳ですから短期的な損失で戦争指導を変えるとは思えないのです
5
たむごん
2024年 4月 29日
返信 引用
インフラ破壊が本格化してから、仰る通り、完全に引き返せなくなってますよね。
ウクライナ側の大型発電所、恐ろしいほど破壊されており、あらゆる工場の稼働が悪くなることになります。
大型発電所が破壊されれば、上水・下水処理施設が動かなくなるため、都市を維持できなくなるリスクもありますね。
ロシアへの攻撃が、その対価に見合っているのか疑問に感じています。
中東など、原油価格・石油製品価格が上がって喜ぶでしょうが、欧米・日本にとっては…。
外交交渉の進捗が、水面下でどうなっているのか気になっています。
ロシアの限界まで、国土がボロボロになっても戦闘を続けるんでしょうかね?
(2024.04.8 ロシア軍のインフラ攻撃は発電所の破壊が狙い、短期的な復旧が見込めない 航空万能論)
(2024/04/27 ウクライナの4発電所が損壊 ロシア南部には無人機攻撃 共同通信)
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