米国のウクライナ追加軍事支援から見える現実と課題

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:米国のウクライナ追加軍事支援から見える現実と課題
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5519534.html

『以下BBC解説から抜粋、編集

ee642de1FireShot Webpage Screenshot #925ゼレンスキー大統領President Zelensky は2024年4月21日、米連邦議会下院がウクライナに追加軍事支援を提供するための緊急予算案を20日、数カ月に及ぶ膠着(こうちゃく)状態の後、超党派の賛成多数で可決したことについて感謝を述べた。

この支援が数千人の命を救うと話した。ウクライナにとって、この軍事パッケージを待つ半年間は、不満がたまるだけでなく、犠牲もかさむものだった。弾薬不足によって、多くの命と領土が奪われた。

では、この軍事支援はどのような意味を持つのか。支援が到着すればウクライナは、空からの攻撃で優位に立つロシアに挑戦できるかもしれない。補給線を妨害し、部隊の前進を遅らせることも可能かもしれない。

一方、この6カ月間で明らかになったのは、ロシアの優位性だけではない。

欧州がアメリカと同水準の支援を提供できないという事実も、あらわになった。

ウクライナ国立戦略研究所のミコラ・ビエレスコフ氏は、「我々は、アメリカの次の援助パッケージが通らないかもしれないという仮定について考える必要がある」と話した。

イギリスや欧州大陸がウクライナの要請に見合うよう、兵器製造を拡大するかが重要で、西側諸国の結束が戻ってきたとはいえ、救援が実際に到着するまでには時間がかかる。それはウクライナが常に抱える問題だ。

民主主義側の遅れは、ウクライナ国外の同盟国に限った話ではない。ウクライナ国内には、自国の戦争努力のために十分な兵士を動員するという問題がある。先には、議論を呼ぶ徴兵法が、数カ月にわたる議論と修正の末に可決されたばかりだ。

ゼレンスキー大統領にとっての現在の課題は、政治と戦闘を切り離して考えることだ。ゼレンスキー氏は今後、アメリカからの最新支援が実際に実を結ぶよう、結果を出さなくてはならないという圧力にさらされることになる。参照記事 英文記事 過去ブログ:2024年4月米下院、ウクライナ軍事支援案を圧倒多数で可決、上院も可決予定:
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電撃的侵略で、5日もあればゼレンズキー氏を暗殺し、政権を転覆できると踏んだプーチンは失敗し、すでに2年以上経過した今、国連と欧米を敵に回したロシアに勝利は無い。

戦争には攻守双方に多くの人命損失と莫大な費用が掛かり、今後ロシアには、膨大な戦後賠償と市民虐殺や違法な空爆、毒ガス使用など、無数の容疑に対する戦争裁判が待っている。これが筆者に見えた現実と課題だ。映像:ウクライナの無人機攻撃:無人機に勝てないロシア狙撃部隊Russia Spetsnaz Sniper:

プーチンは2023年初頭のウクライナへの兵員36万人を、60万人にすると2024年初頭に発言し、ロシアは戦時経済へ移行、全てで戦争遂行が優先されている。

現在ロシアの軍事費はGDPの7.1%、約12兆8000億ルーブル、名目換算約1400億ドル( 約21兆2,249億円)に急増している。

今年ロシアは、1500両の戦車を増産予定だと言われ、あくまでも勝利を目指している。

これに対抗する以上、刻々とNATO軍の派兵が近づいているように見えるのだが、、。 映像記事 』