東証14時 日経平均、安い水準で一進一退 中東情勢を見極め
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『2024年4月19日 14:20
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安い水準での一進一退。前日比950円ほど安い3万7100円台前半での推移となっている。日本時間午前にイスラエルがイランに攻撃したと伝わったことを受け、中東情勢の緊迫化を嫌気して急速に下げ幅を拡大した午前の流れが続いている。一方、下値では売り方の買い戻しや目先の自律反発を見込んだ買いも入っており、午後は心理的節目の3万7000円が下値支持となっている。
日本時間昼ごろ、イランの当局者が「同国内で発生した爆発音はミサイル攻撃ではなかった」と説明したと伝わり、相場全体の下支え要因になったとみられる。ただ、市場では引き続き中東情勢を見極めたいとの雰囲気が強く、積極的な買いは見送られている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆9142億円、売買高は15億4013万株だった。
東エレクやアドテスト、スクリンなど半導体関連株が引き続き安い。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、ダイキンなど値がさ株も下落した。トヨタやホンダ、スズキが売られた。一方、第一三共や花王、アステラスが高い。商船三井や郵船などの海運株のほか、INPEXが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕』