仏国防相、フランス、英国、スペインによるジェット練習機の共同開発に言及

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仏国防相、フランス、英国、スペインによるジェット練習機の共同開発に言及
https://grandfleet.info/european-region/french-defense-minister-mentions-joint-development-of-jet-trainer-by-france-uk-and-spain/

『2024.04.19

英国防省は最近「2024年後半にHawk T2後継機検討のための調査を開始する」と明かしていたが、フランスのルコルニュ国防相もアルファジェットの後継機問題について「ジェット練習機をフランス、英国、スペインで共同開発する可能性」に言及した。

参考:France touts new modular trainer aircraft with Spain, UK

まだ政治的な分野の話題に過ぎないと思われるが、M-346の輸出拡大を模索するイタリアにとっては良くない兆候だろう

英空軍はパイロット養成に使用しているHawk T2を2040年まで維持する予定だが、エンジン寿命に影響を及ぼす損傷が見つかったため同機は飛行時間の制限(Hawk T2×28機で年9,200飛行時間→年1,700飛行時間に制限)に直面しており、英国防省は最近「2024年後半にHawk T2後継機検討のための調査を開始する」と明かしていたが、これは後継機調達に必要な情報収集(コストやスケジュールを見極める材料)なので、直ぐに後継機プログラムが立ち上げられるという意味ではない。

出典:John5199/CC BY 2.0 DEED

フランスもアルファジェットの耐用年数が終わりを迎えようとしているため、ルコルニュ国防相は16日「この問題の解決策は幾つかあるものの英国とスペインでもジェット練習機の研究が進められている」「FCASの訓練要件、Patrouille de France、Red Airのニーズを満たすモジュール式航空機の開発・取得が解決策になる」と述べ、フランスが英国やスペインと共にジェット練習機の開発を行う可能性を示唆した。

但し、ルコルニュ国防相は具体的な計画に触れていないため「仏英西によるジェット練習機の共同開発」は構想段階に過ぎず、まだ政治的な分野の話題に過ぎないと思われるが、M-346の輸出拡大を模索するイタリアにとっては良くない兆候だろう。

関連記事:英軍のパイロット養成ニーズを満たせないHawk T2、後継機検討を開始
関連記事:米海軍の次期練習機に挑戦するTextronとLeonardo、T-7Aに優位性はない

※アイキャッチ画像の出典:Tim Felce/CC BY-SA 2.0
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投稿者: 航空万能論GF管理人 欧州関連 コメント: 0  』