このほどフィリピン海軍は、その小型艇から、イスラエル製の…。
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『Boyko Nikolov 記者による2024-4-18記事「Rafael’s NLOS missile successfully tested in the South China Sea」。
このほどフィリピン海軍は、その小型艇から、イスラエル製のNLOSスパイクミサイルを発射するテストに成功した。
フィリピン海軍は、8隻の「Shelagh MK5」高速警備艇を、イスラエルに発注している。総額1億2800万ドルほどと見られる。その警備艇に、スパイク・ミサイルもつけようというのだ。
このたびのデモンストレーションは、バターン半島沖で行われた。
ミサイルのメーカーであるラファエル社は、「タイフーンMLS」という、視程外射程の艦対艦ミサイルも、比軍に納入する予定。これらミサイルの追加コストは8000万ドルではないかという。
レンジが25kmもある「NLOSスパイク」は、1発の重さが70kg。タンデム弾頭の対戦車ミサイルなので、たいていの敵軍艦の外鈑は貫徹する。それを、70トンの警備艇に載せようというわけ。
警備艇のエンジンはキャタピラー社製のC32というディーゼル。1600馬力×2基。これでハミルトンジェット社製のウォータージェットを駆動させ、45ノットまで出せる。
※フィリピンに対してはインドも、国産の軍用ヘリを売り込もうと運動中だ。
武器弾薬の買い手としてのフィリピンの存在感が上昇している。
「人口ボーナス」を考えたなら、これはなんら不思議な現象ではない。いつまでも中国にやられっ放しの弱国ではいないだろう。』