韓国総選挙:与党大惨敗の中、野党は200議席獲得できず

韓国総選挙:与党大惨敗の中、野党は200議席獲得できず……これからの韓国は、ユン政権の対日外交政策はどうなる?: 楽韓We
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『2024年04月11日 カテゴリ:韓国総選挙2024

韓国総選挙、与党敗北108議席 野党は過半数超え(日経新聞)

韓国総選挙(一院制の国会議員選)は11日午前、開票作業が終了した。最大野党「共に民主党」は過半数を上回る議席を獲得し、少数与党「国民の力」は現有議席割れとなった。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の求心力低下は避けられず、対日関係改善を進めた推進力にブレーキがかかる可能性もある。

韓国メディアによると、全300議席のうち、共に民主党は系列政党を含め、改選前の議席を増やし175議席を獲得。国民の力は系列政党も含めて108議席にとどまった。曺国(チョ・グク)元法相が率いる「祖国革新党」は12議席を獲得した。残る5議席を他の新党が占めた。
(引用ここまで)

 ようやく議席数が確定したようです。

・国民の力 108議席
・共に民主党 175議席
・祖国革新党 12議席
・改革新党 3議席
・新しい未来 1議席
・進歩党 1議席

 以上、300議席。
 与党である国民の力はなんとか100議席を上回ることで、本当の最悪の事態はぎりぎり免れたといったところ。
 でもまあ、最悪の中ではそれなりによい結果であるというだけで、最悪の結果であることには変わりはないですけどね。

 一応、野党側は法案に対する大統領拒否権を覆すことはできませんし、大統領弾劾を行うことも、あるいは改憲を国会で成立させることもできません。
 ただ、野党全体で3/5以上の議席を獲得しているので、重要法案を国会で可決することはより容易になりました。

 韓国では国会本会議以前の委員会で2/3の賛成がないと、法案を本会議送りにできないのですが。これをいくらでもできるようになった、といったところ。
 実質的には野党系無所属議員が多かったので、いまでもできるんですけども。

 というわけで、ユン・ソンニョル大統領の「史上最悪のレイムダック化」自体は避けることができました。
 苦しい状況に変わりはないものの、野党が好き勝手になんでもできるわけではない。
 あとついでにいうとイ・ジェミョンやチョ・グクへの裁判が終わるわけでもない。

 与党の敗因はなんといっても経済政策。
 実際にこの2年ほどの韓国は間違いなく「大不況」でしたから。
 ユン大統領になにか対策が打てる状況だったとも思えませんが。むしろ、あの状況下ではそれなりによくやっていたのではとも思えるほど。

 ただまあ、ユン政権の状況自体はだいぶ厳しいものになったかな。
 対日政策についてであれば、個人的にはユン政権に変化があるとも思えませんが、「この次の大統領」は相当にやばい事態になる可能性が大きくなりました。
 イ・ジェミョンは「共に民主党大躍進の立役者」となったのですから。
 そして12議席を獲得したものの、キャスティングボートを握るには至らなかったチョ・グクはどう動くのか。
 まあ、ふたりとも近々に収監される恐れがあるのですけどね(笑)。

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