韓国総選挙、野党の圧勝・・ねじれ国会はユン大統領の任期中ずっと続くことに

韓国総選挙、野党の圧勝・・ねじれ国会はユン大統領の任期中ずっと続くことに
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『2024年4月11日 2024年4月11日

4月10日に行われた、韓国総選挙の結果です。10時15分時点、なぜか開票率表示は100%になっていませんが、99.9%は超えているし、やっと298議席分揃ったので、このままお伝えします(※13時30分、100%になって、未詳だった2議席分も判明し300議席すべてそろいました。以下、100%結果に合わせて各数値を少し修正しています)。昨日の出口調査結果はまたはずれました。もう笑うしかありません。昨日は100議席も確保できない可能性がありましたが、与党「国民の力」としては、それよりは良い結果になりました。与党側は108議席です。国民の力は90議席、衛星政党である「国民の未来党」が比例議席で18議席。あわせて108議席です。ただ、この前の総選挙・・あの朴槿恵大統領弾劾後に行われた総選挙でも、103議席でした。そのあとに`無所属を吸収、107議席にしました。

あのときに103議席だったことを考えると、今回の選挙で108議席って、これは大きな問題です。少し巻き返したとも言えますが、野党側の圧勝にはかわりありません。ただ、昨日の出口調査結果では負けが予想されていたアンチョルス氏、ナ・ギョンウォン氏が勝利したのは、与党としては幸いです。済州知事出身のウォンヒリョン氏は、おちました。相手が相手だったこともありますが(イジェミョン代表)。また、次期保守側のリーダーとされていたハンドンフン氏ですが、政治リーダーとしての立場が大いに揺れることになるでしょう。ハンドンフン氏としては、過半数まではいかないとしても120議席は欲しかったところですが。

野党側は、共に民主党が圧倒的です。161議席。これだけでも余裕で過半数です。共に民主党の衛星政党「共に民主連合党」が14議席で、合わせると175議席です。話題になっていたチョグク氏の祖国改革党は12議席を得て、一気に『大物政治家』になりました。他に「新しい未来党」が1議席、イ・ジュンソク前与党代表の「改革新党」が3議席(地域区1,比例2)、「進歩党」が1議席です。さて、与党としては、かろうじて「改憲」「弾劾」までは阻止できるようになりましたが・・それでも、野党側は180議席以上を得ました。まさに圧勝。ユン大統領の任期中、ずっとねじれ状態が続くことになりました。朴槿恵大統領の弾劾のあとの総選挙と大差ないというのが、また現政権・与党としてはつらいところです。以下、朝鮮日報(朝鮮BIZ)の記事を<<~>>で引用し、そのまま終わりにします。さすがに次は別の話にしたいと思います。キシデン首脳会談とか。

<<・・共に民主党など凡野圏(※野党側)が10日に行われた第22代総選挙で再び180席以上を確保した。4年前、民主党と共に市民党、開かれた民主党が192席を得た時と同様の政治地形だ。国会議席(300席)の5分の3を保有すれば、憲法改正と大統領弾劾以外のすべての法律案を迅速処理案件に指定(ファストトラック)して本会議に出せる。相手党が反対しても、時期だけ遅れるだけで、事実上法案通過には問題がないという意味だ。ただ、200席を越えていないため、大統領の再議要求権行事は可能だ・・・・(※いろいろ書いてありますが、経済案件だけ取り上げます)・・経済・社会分野でも野党が国政主導権を握るようになる。

イ・ジェミョン民主党代表が直接主導した「横財税」と法人税の引き上げが、もっとスピードを出すと思われる。横財税は金融会社が、超過利益に対して40%の範囲内で負担金を支払うようにするものである。 イ代表は昨年、こうした内容の金融消費者法案を党論として推進すると明らかにし、キム・ソンジュ政策委員会首席部議長名義で共に民主党議員50人が共同発議した。党内でも「完治金融だ」という憂慮が大きかったが、彼らは多数が非明派(李代表と対立する派)議員だった。 彼らは今回の総選挙で政党公式推薦を得ることができなかった。社会的経済基本法制定案が通過する可能性も大きくなった。社会的企業に政府調達額の10%を与える内容で、共に民主党が国会で推進したが、企画財政部と与党の反対が大きかった。それにもかかわらず、共に民主党などは2月に市民団体とこの法律の制定を約束した(朝鮮日報)・・>>