ドイツ、フリゲート2隻と装甲車輌900輌の調達に70億ユーロを投資予定
https://grandfleet.info/european-region/germany-plans-to-invest-e7-billion-to-buy-two-frigates-and-900-armored-vehicles/
『2024.04.11
Bloombergは8日「ショルツ政権はドイツ軍再建の一貫として総額70億ユーロの発注をまもなく行う」「政府は約30億ユーロでF126フリゲート×2隻を追加発注し、約40億ユーロでFuchs装甲兵員輸送車を最大900輌調達する予定だ」と報じている。
参考:Germany to Order Ships, Armored Vehicles Worth Up to €7 Billion
Rheinmetallがウクライナで生産するといっていたFuchsとLynxはどこにいったのか?
F126フリゲート(旧MKS180)はミッションモジュールを変更することで対水上戦、対空戦、対潜戦、非対称戦に対応でき、あらゆる海域(公海、近海、沿岸水域)に加えて北極圏や熱帯地域を含む気候下での運用能力を備えており、1番艦ザールランドの引き渡しは2028年を予定している。
出典:Damen Schelde Naval Shipbuilding
ドイツ海軍はF126フリゲートを4隻調達するため52.7億ユーロの契約をDamenと締結していたが、この契約には2隻のオプションが含まれており、ショルツ政権はオプションを行使してF126フリゲートを計6隻調達するという意味だ。
Fuchs1はドイツを含む10ヶ国が採用したため1,200輌ほど生産され、ドイツ陸軍は継続したアップグレードを施して684輌(最新バージョンはA8)を運用中だが、既に生産は発展型のFuchs2に移っており、アルジェリア(980輌)、クェート(12輌)、アラブ首長国連邦(32輌)が1,000輌ほど発注済みで、ドイツ陸軍も約40億ユーロを投資して2025年からFuchs2の取得(最大900輌)を開始する予定らしい。
出典:rheinmetall-defence/CC BY-SA 4.0
因みにRheinmetallのパッパーガー最高経営責任者は昨年末「FuchsとLynxの契約が来年早々にウクライナとの間で成立する見込みだ。Fuchsは契約締結後6ヶ月~7ヶ月以内に、Lynxは契約締結後12ヶ月~13ヶ月以内に最初の車輌を完成させたい」と述べたことがあり、契約が見込み通りに成立していればUkroboronpromと共同生産するFuchsは2024年夏頃に登場する見込みだが、契約が成立したという話は聞こえて来ない。
今のところRheinmetallとUkroboronpromの取り組みはウクライナでの戦闘車輌保守に限られているようだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Damen Schelde Naval Shipbuilding
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投稿者: 航空万能論GF管理人 欧州関連 コメント: 7 』