ルーマニアの沿岸警備隊が、水曜日にTuzla村の近くを巡回中、怪しいロボット艇を発見した。
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『Boyko Nikolov 記者による2024-4-6記事「Starlink boosts Russia’s sea drone with P-15 warhead in play」。
ルーマニアの沿岸警備隊が、水曜日にTuzla村の近くを巡回中、怪しいロボット艇を発見した。
船外機×2で高速を出せるようにしたゴムボートの上に、無骨な物体がとりつけてあった。
押収された無人ボートは、コンスタンツァ港から14kmのところにあるルーマニア海軍の「Capu-Midia」試験場へ運ばれた。
然るにこのボート、4月5日に轟然爆発して四散したという。
このボートに関するニュースは4月6日までまったく報じられなかった。
ルーマニア国防省は、それは海洋版のドローンだった、とだけ発表した。
これについてテレグラムのロシア語チャンネルのひとつが解説している。排水量3トンの古いレスキュー艇にスターリンクを搭載したものだという。
おそろしいのは、搭載されていた爆発物。ソ連時代の第一世代の対艦ミサイルの「P-15」の弾頭をそのまま載せているという。
「P-15」の弾頭には二種類ある。通常型は、重さが480kg。高性能炸薬が入っている。
もう一種類は「P-15M」といって、テルミット弾頭。こっちだと513kgあるという。
※特攻無人ボートも、いつまでも宇軍の専売特許じゃない。すでにロシアは模倣しキャッチアップしようとしている。こいつが世界中に技術拡散するのは、時間の問題だ。』