韓国「古くなった日本のソメイヨシノから韓国独自の王桜に植え替えていこう!」
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『ソウル汝矣島、日本の桜をなくす…韓国品種に植え替えへ(中央日報)
ソウル永登浦区(ヨンドゥンポク)が汝矣島(ヨイド)桜通りの日本の桜の木を韓国固有種の済州(チェジュ)王桜に植え替えると1日、明らかにした。
現在、汝矣島桜通りの桜の木は昌慶宮(チャンギョングン)を復元する過程で汝矣島に移されたもので、日本の桜の系列という。
区は現在の桜の木をソウル植物園で管理中の韓国固有種の済州王桜に植え替える計画だ。
区によると、現在、汝矣島の桜は計1365株で老齢木が多い。毎年、枯死したり病虫害被害が発生したりした木およそ50本を植え替えているが、新しく植える木も済州王桜だった。
(引用ここまで)
韓国の汝矣島にある桜はほぼすべてがソメイヨシノなのですが。
それを韓国の王桜に植え替えようとするプロジェクトが地方自治体の予算をつけて行われるとのこと。
漢江の中州である汝矣島はソウルでも指折りの桜の名所とされています。
そこにある桜のうち、96%までがソメイヨシノ。
残りもシダレザクラなど日本由来のものばかりで韓国の桜は1本すらなかったとされています。
かつ、2018年には「ソメイヨシノと王桜は別種。ソメイヨシノの起源は韓国ではない」と国立樹木園が発表してしまったことで、韓国人の自尊心は大いに損なわれたのです。
というわけで、ソウル植物園が培養している王桜を育苗し、街路樹にできるようになったら古くなった樹から植え替えると。
よいんじゃないですかね。
ソメイヨシノは葉が出る前に花が満開になるなど、鑑賞に適したことから一気に広まったもの。
ひとつの樹からクローンされているためにその形質は固定されています。
その一方で済州王桜はエドヒガンとオオヤマザクラの雑種。当然、木ごとに形質も多用にならざるを得ません。
このことから「王桜はソメイヨシノよりも多様性に富んでいて病害虫に強い」なんて話になっていたこともあるのですが。
ソウル植物園が行っているのは、ひとつの樹から採取したものを培養しているとのことで。
多様性どこ行ったのって話ではあります。
これまで知られていなかった病害虫への耐性のなさとかが発見されないとよいですね。
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