ロシア治安部がISのテロ脅威を事前認識と英情報調査団体

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:ロシア治安部がISのテロ脅威を事前認識と英情報調査団体
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5514017.html

『ロシアの首都モスクワ近郊のコンサート会場Moscow Concert Hall(Crocus City Hallクロクス・シティー・ホール)が襲撃を受けた事件で、英国・ロンドン拠点の調査団体は2024年3月30日までに、ロシアの治安機関が過激派組織イラク・シリア・イスラム国(IS,ISIS)の脅威について事前に認識していた可能性を示唆する文書を入手したと述べた。

クレムリンに関係するさまざまな人々の犯罪行為を追跡するドシエセンターDossier Center によると、一連の文書には、中央アジアにおけるISの分派組織「IS-K(ISIS-K)イスラム国ホラサン州」の影響で過激化したタジク人が事件に関与する可能性が示されている。

3月22日の事件では少なくとも143人が死亡し、ここ数十年にロシアで起きた襲撃で最悪の規模になった。

襲撃犯はコンサートの開始直前、銃や焼夷弾で会場を襲撃、ISは声明や襲撃犯の撮った写真、プロパガンダ動画を公開して、事件への関与を主張した。過去ブログ:2024年3月モスクワで銃乱射4人の動機:3月モスクワ郊外の演奏会場で銃乱射137人死亡 IS系?が犯行声明:襲撃映像 襲撃映像 

db63d842ドシエセンターはロシアの調査グループで、ロシアの石油王から政権批判に転じた亡命中のミハイル・ホドルコフスキー Mikhail Khodorkovskii氏(過去ブログ:2022年3月英国へ亡命中の元ロシア人石油王が語るプーチンの被害妄想)から支援を受ける。

以前にもプーチン大統領や政権に関する詳しい情報を掘り起こした実績があり、文書やロシア政府内部からのリークを活用するケースが多い。

ドシエセンターは最新の報告書で「テロ攻撃の数日前、ロシア連邦安全保障会議のメンバーは国内の攻撃にタジク人が使われる可能性があるとの警告を受け取っていた」と明らかにした。

CNNはロシア大統領府にドシエセンターの報告書に関するコメン240325073834-russia-crトを求めたものの、これまでのところ返答はない。

事件の容疑者4人は中央アジアのタジキスタン共和国Tajik出身だが、一時ビザ(査証)や期限切れのビザを使いロシアで働いていた。

テロ容疑で今週出廷した際には負傷の痕が明らかだった。ロシアメディアによると、このうち3人は有罪を認めている。参照記事 

0324_Russia_Crocus_City_concert_hall_men_in_blue__2__Cropped、、、

テロ直後から、露情報部FSBスタッフ4人が観客に混じって会場に居たとの記事が出ている。

それによれば、FSBは当日何かが起きると知っていたが、対策をせずにわざと見過ごす計算だった。

しかし、大惨劇となり、あわてて容疑者に確保に転じ、逃走犯の車を追ったのも彼らだとの記事も目にした。

テロを確認し、全てをウクライナ関連に情報操作し、プーチンは、国内の国民の反戦意識の粉砕に利用する計画だったと言われている。英文記事 

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米国が事前に知っていたのも不思議では無い。以前からIS-KはIS系専用のSNSを使い、反ロシアの声明や、テロ実行スタッフ、兵員の募集を行っていたからだ。囮(おとり)を使えばすぐ分かるだろう。

ロシアは死刑禁止国だが、今回の事件を機に、死刑制度を復活させると言う。

0b2151d8プーチンは何とかテロ犯とウクライナを結びつけようと、容疑者がウクライナに向かっていたとしたが、ベラルーシのルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が、ブリヤンスクBryanskで捕獲された容疑者らはベラルーシへ向かっていたと公表し、プーチンの目論見は崩(くず)れた。

もしウクライナの陰謀だとしても、CIAと組んでいるウクライナの情報部が、そんな幼稚な指示をする訳がない。参照記事;モスクワ銃乱射被告、ベラルーシ逃亡目指した=ルカシェンコ氏;、、、

これまで何の軍事的成功も成しえていないプーチンに、ロシア軍内部の反プーチン派が軍事クーデターを画策などの記事もあるが、単なる西側のプロパガンダとも思える。

一方確かなのは、常に突撃を迫られる最前線の残存ロシア軍兵士が、集団でウクライナ軍へ助けを求めているのは事実の様だ。

ウクライナ軍には、予定より早く砲弾の補充が進んでおり、ウクライナが攻勢に転じつつあるとも言われている。』