イスラエル軍は、ハマスに対して最新のMLRSである「Lahav」を使い始めた。
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『ストラテジーペイジ の2024-3-29記事。
イスラエル軍は、ハマスに対して最新のMLRSである「Lahav」を使い始めた。2020年から装備されているが、今までは使っていなかった。
米国製のHEMIT 8×8トラックに、複数のサイズのロケット弾を混載する。小さいのは122㎜径。大きいのは370㎜径。
※長射程ロケット弾は近間を攻撃することができない。これがカノン砲との違い。その不利を補うためには、短距離ロケット弾も同じラーンチャーから随意に発射できるように設計しておけばよい。
もともと、米国製の「M270 MLRS」を国産品で更新するのが、開発の動機であった。
122ミリロケット弾は、炸薬20kgを充填してあり、最大35km飛ぶ。これを18発集束したポッドを「Romah」という。35km飛ぶならガザの隅から隅まで制圧できる。
227㎜ロケット弾は「Ra’am Eitan」と名づけられ、これは6発が1セットのコンテナに入っている。レンジは40kmで、弾頭はクラスターである。
もっと古いロケット弾には、径306㎜の「EXTRA」がある。これは1ポッドに4発納められている。弾頭には炸薬120kg充填。レンジ150km。
径370㎜の「Nitz Dors」は1ポッドに2発入り。レンジ300kmで、充填炸薬は140kgだ。
これらのポッドコンテナを随意に選択して「Lahav」から発射できるのである。
「Lahav」にはポッドコンテナを2個、同時に載せて行ける。
車両にはアウトリガーとクレーンが付属する。』