ウクライナ、安保担当高官を解任 態勢立て直しか
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM270NR0X20C24A3000000/
『2024年3月27日 8:46
【キーウ=共同】ウクライナ大統領府は26日、安全保障政策を担当するオレクシー・ダニロフ国家安全保障・国防会議書記を解任する大統領令を発表した。
解任の理由は明らかにしていない。ゼレンスキー大統領は不和が取り沙汰されたザルジニー前軍総司令官を2月に解任したばかり。戦況が膠着する中、人事刷新で態勢を立て直す狙いがありそうだ。
後任には対外情報局長官のオレクサンドル・リトビネンコ氏を任命した。ゼレンスキー氏は通信アプリでダニロフ氏に謝意を示し「国家の強化とシステム刷新は続く」と述べた。
国家安保・国防会議は大統領を議長とし、安保政策を審議する。ダニロフ氏は26日、フェイスブックに「偉大な歴史を刻む機会を与えてくれた大統領に感謝する」と投稿した。解任の背景に、政権が関係を重視する中国の政府代表に関する侮蔑的な発言があったとも指摘される。
ダニロフ氏は東部ルガンスク州出身でルガンスク市長などを歴任。ゼレンスキー政権発足後の2019年10月、国家安保・国防会議書記に任命され、歯切れの良い発言で国民の人気を高めた。
リトビネンコ氏は14〜19年に国家安保・国防会議副書記を務め、21年7月に対外情報局長官に就任した。』