「韓国は変化が早い」 少子化危ぶみ伝統的価値観に風穴

「韓国は変化が早い」 少子化危ぶみ伝統的価値観に風穴
出生率0.72 韓国の警鐘(4)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM222NN0S4A220C2000000/

『2024年3月14日 2:00

「造船の島」巨済島では外国人労働者が急増している(4日、韓国語授業の様子)

「チュマル・ムォ・ヘッソヨ?(週末は何をしましたか)」。4日昼、教師が外国人14人に韓国語を教えていた。ソウルの語学学校ではない。朝鮮半島の南端にある巨済島での光景だ。

同島は世界的な造船大手2社が工場を構える人口23万人の「造船の島」だ。足元で外国人居住者が増え、1月時点で1万2000人と1年で倍になった。

2020年ごろから人手不足が深刻になった。そこで政府は就労ビザの発給を緩和し、地元の市

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