米軍、60日以内にガザ埠頭整備 1日200万食を配布

米軍、60日以内にガザ埠頭整備 1日200万食を配布
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0907Q0Z00C24A3000000/

『米国がガザで目指す海上からの物資搬入のイメージ(写真は米軍が2015年に韓国で実施した訓練の様子)=米国防総省提供

【ワシントン=中村亮】米国防総省のライダー報道官は8日の記者会見で、米軍がパレスチナ自治区ガザの沖合で60日以内に臨時の埠頭を整備すると明らかにした。ガザで1日あたり200万食分の食料を配る計画だ。

米軍は大型船を受け入れる埠頭に加え、ガザの海岸につながる仮設の道路も整備する。1000人程度の米兵を派遣し、関連施設の整備を進める。ガザへ海上ルートを確保し、支援物資の搬入を増やす。

米軍は沖合にと

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』

『米軍は沖合にとどまり、ガザで活動しない。ガザでの支援物資の配給役をめぐり、中東の関係国や国連、非政府組織(NGO)と協議する。

バイデン大統領は8日、支援物資を降ろす地帯の安全管理をイスラエルが担うと言及した。ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で記者団に語った。

イスラエルのネタニヤフ首相が人道支援にもっと協力すべきかどうかを問われて「もちろんだ。彼は協力すべきだ」と答えた。

バイデン氏は7日の一般教書演説で食料や水、医療品、一時的な避難設備を運ぶ大型船を受け入れるための埠頭をガザに設置すると表明した。米軍に作業を指示していた。

米軍は8日、ガザ北部の上空から1万1500食分の食料を投下した。ガザで続く深刻な人道危機に対応するには量が足りず、海からの物資搬入を目指す。

バイデン政権はイスラエル政府に同国からガザ北部に支援物資を直接運び入れるための陸上ルートを設置するよう求めている。支援物資の輸送で最も効率的な手段は陸路とみている。』