ドネツクで宇軍が掘っている塹壕のスケール情報。

ドネツクで宇軍が掘っている塹壕のスケール情報。
https://st2019.site/?p=21904

『2024-3-4記事「The military showed how they are building fortifications in the Donetsk region」。

    ドネツクで宇軍が掘っている塹壕のスケール情報。
 WWII中の独ソ戦では、塹壕は、深さ1.5m、幅80センチだった。

 今、われわれが掘っているのは、深さ2m、幅1mである。そして敵側の壕縁に、高さ50センチの胸壁を盛土する。

 塹壕の幅は、これ以上広くしてはならない。なぜなら、敵の榴弾砲に対して脆弱になるからである。

 塹壕の内壁には「ジオテキスタイル」(土工用繊維シート)を貼る。それを板材と杭と軟鉄メッシュで押さえ付けておく。

 覆土区画の内部構造は2階建てで、底部から頂部までの高さは2.5mになる。内部は1層が高さ50センチである。

 敵が砲撃してきたら、この覆土区画に逃げ込む。区画の入り口にはかならず、深い穴が掘ってあり、そこに、余計な水を落とし込んでやることで、居住区が水浸しにならぬようにする。

 材木は、早く工事できるのがメリットだが、打設後、2年したら、腐朽するので、更新工事しなければならない。

 露天壕の部分には、特攻ドローン避けのなんらかの設備があることが望ましい。 』