NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか? 単行本 – 2021/12/2
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4152100672/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4152100672&linkCode=as2&tag=hayakawa07-22&linkId=f9fc2ed60b7d1a845e4dc887dc96da2c

『 『ファスト&スロー』のカーネマンが、行動経済学を更新する。
「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー
人事評価、医療診断、裁判……集団における意思決定者間の判断のばらつき=ノイズを調査してわかった、恐るべき事態。
ビジネスパーソンから政治家や科学者まで、あらゆる人が読むべき名著
――松尾豊(東京大学大学院工学系研究科教授)
行動経済学の第一人者による、「心理ノイズ」の初の本格書!
――入山章栄(早稲田大学大学院経営管理研究科教授)
さまざまな現場でのノイズの事例だけでなく、それを改善する具体的な方策も豊富に提示されている。重要な判断にかかわる仕事をしているすべての人、必読
――橘玲(『無理ゲー社会』著者)
『ノイズ』は、見えないところで起きている社会的な大問題を見事に解明している
――スティーヴン・レヴィット(『ヤバい経済学』共著者)
本書で著者は、人間の判断の欠陥に関する独自の洞察を、あらゆる分野に見事に応用している。『ノイズ』は見事な業績であり、画期的な作品だ
――フィリップ・E・テトロック(『超予測力』共著者)
人間の判断力の根幹にありながら、これまで見過ごされてきた部分を扱っている。判断力の低下を明らかにする、必読書
――ロバート・B・チャルディーニ(『影響力の武器』著者)
効果のない政策の最大の原因は、多くの場合、偏見や汚職や悪意ではなく、3つの「I」である。直感(Intuition)、無知(Ignorance)、惰性(Inertia)。
この本は、なぜ3つの「I」が蔓延しているのか、そしてそれに対抗するために何ができるのかを見事に示している。目が覚めるような本である
――エステル・デュフロ(2019年ノーベル経済学賞受賞。『絶望を希望に変える経済学』共著者)
行動経済学の創始者カーネマンらが提言する、新しい意思決定論!
組織やシステム内で発生する判断のばらつき、「ノイズ」。
個人のバイアス(認知の偏り)と比べて見過ごされがちだが、時に甚大な悪影響を及ぼす。
保険料の見積もりや企業の人事評価、医師の診断や裁判の判決など、均一な判断を下すことが前提とされる組織においてノイズが生じるのはなぜか?
そしてノイズを減らすために私たちができることは何か?
生産性の向上と社会的公平性の実現に向けて、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な組織のあり方を描く。 』
『 行動経済学の創始者カーネマンらが提言する、 新しい意思決定論!
心理学者にしてノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは『ファスト&スロー』で、 個人が判断エラーに陥るパターンや理由を認知のバイアスと関連づけて解説した。
本書では、『ファスト&スロー』で明かしたそのバイアスからさらに議論を進め、 これまで見過ごされがちであった組織やシステム内で発生する、 意思決定や判断のばらつき(=ノイズ)について論じる。
保険料の見積りや企業の人事評価、医師の診断や裁判の判決など、 均一な判断を下すことが前提とされる組織においてノイズが生じるのはなぜか? そしてノイズを減らすために私たちができることは何か?
生産性の向上と社会的公平性の実現に向けて、 行動経済学の第一人者たちが真に合理的な組織のあり方を描く。 』
『 商品の説明
著者について
■著者紹介:
ダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)
1934年生まれ、認知心理学者。プリンストン大学名誉教授。専門は意思決定論および行動経済学。2002年にはノーベル経済学賞を受賞。著書に『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』、『ファスト&スロー――あなたの意思はどのように決まるか?』(早川書房刊)など。
オリヴィエ・シボニー(Olivier Sibony)
フランスHEC経営大学院教授。25年にわたって、パリとニューヨークでマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・パートナーを務めた。著書に『賢い人がなぜ決断を誤るのか?――意思決定をゆがめるバイアスと戦う方法』など。
キャス・サンスティーン(Cass R. Sunstein)
1954年生まれ、ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策および規制政策担当官を務め、またバイデン政権では国土安全保障省の上級参事官に任命される。リチャード・セイラーとの共著『実践 行動経済学』は全米ベストセラーを記録。他の著書に『スター・ウォーズによると世界は』(早川書房刊)など。
■訳者紹介:
村井章子(Murai Akiko)
翻訳者。上智大学文学部卒業。主な訳書に、カーネマン『ファスト&スロー』(早川書房)、フリードマン『資本主義と自由』、スミス『道徳感情論』、バナジー&デュフロ『絶望を希望に変える経済学』など。
』
『 行動経済学はついにここまで来た!
個人のバイアス(認知の偏り)より恐ろしい、集団内の判断のばらつき=「ノイズ」とは?
「『NOISE』は行動経済学の書籍として必要な要素をすべて網羅している、まさにホームランのような本だ」――アダム・グラント(『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』著者)
「この十数年で読んだなかで最も重要な本。真に新しいアイデアで、すぐにでも実践したくなる。傑作」――アンジェラ・ダックワース(『やり抜く GRIT』著者)
ノイズを削減し、合理的でフェアな組織・社会を実現するには?
◎本書に登場する事例
・採用試験で、採用時の評価がAさん>Bさんであったとしても、数年後の評価がAさん>Bさんになる確率は59%にすぎない。
・ある保険会社で2人の専門職に個別に見積もりを依頼し、2人の金額の差がどれくらいあるかを調査したところ、55%もの開きがあった。
・前科のない2人が偽造小切手を現金化したため有罪になった。詐取した金額は、人は58.40ドル、もう1人は35.20ドル。ところが量刑は前者が懲役15年,後者が30日だった。
・難民認定の許可は審査官によって異なることが多く、ある審査官は申請の5%しか許可しないが、別の審査官は88 %許可するという例があった。
・2人の精神科医が州立病院の患者を別々に診断したところ、患者の精神疾患の病名の一致度は50%にすぎなかった。 』
『 商品の説明
著者について
■著者紹介:
ダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)
1934年生まれ、認知心理学者。プリンストン大学名誉教授。専門は意思決定論および行動経済学。2002年にはノーベル経済学賞を受賞。著書に『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』、『ファスト&スロー――あなたの意思はどのように決まるか?』(早川書房刊)など。
オリヴィエ・シボニー(Olivier Sibony)
フランスHEC経営大学院教授。25年にわたって、パリとニューヨークでマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・パートナーを務めた。著書に『賢い人がなぜ決断を誤るのか?――意思決定をゆがめるバイアスと戦う方法』など。
キャス・サンスティーン(Cass R. Sunstein)
1954年生まれ、ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策および規制政策担当官を務め、またバイデン政権では国土安全保障省の上級参事官に任命される。リチャード・セイラーとの共著『実践 行動経済学』は全米ベストセラーを記録。他の著書に『スター・ウォーズによると世界は』(早川書房刊)など。
■訳者紹介:
村井章子(Murai Akiko)
翻訳者。上智大学文学部卒業。主な訳書に、カーネマン『ファスト&スロー』(早川書房)、フリードマン『資本主義と自由』、スミス『道徳感情論』、バナジー&デュフロ『絶望を希望に変える経済学』など。』