北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:人質解放難航とガザ南部で高まる不安
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5505319.html


『パレスチナ・ガザの保健当局は現地2024年2月22日、イスラエル軍によるガザ南部と中部への空爆で少なくとも48人が死亡しPalestinian-mourn-Rafah-victims-800×450たと明らかにした。
国連の13機関とEUが停戦を呼び掛ける中、イスラエルはエジプトと国境を接する南部ラファへの本格的な地上侵攻を改めて示唆した。ヨルダン川西岸地区でも緊張が高まっている。写真は、 Rafah refugee camp, southern Gaza Strip, 21 February 2024.
g7dminco_yoav-gallant-_625x300_08_October_23
イスラエル警察は22日、パレスチナの武装集団が高速道路の検問所を襲撃し、1人が死亡、5人が負傷したと発表し、ガラント(Yoav Gallant)国防相:左 は22日、「戦時内閣は人質の解放交渉にあたる担当官の権限を拡大する」と明らかにした。
戦時内閣のメンバーである前国防相ベニー・ガンツ前国防相Israeli war cabinet member Benny Gantz も21日遅く、「人質約130人を解放する新たな試みが進展中である」と述べ、声明の中で、「ハマスが人質の解放に応じない場合、イスラエルは来月のラマダン(Ramadān:イスラム教の断食月)中にラファRafahへの地上攻撃を開始する」と改めて警告した。今年のラマダンは3月10日頃から始まる。
18bdbe0_1697015019219-092713
エジプトやカタールなどが仲介する交渉は難航している。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは22日、イスラム組織ハマスの担当官が人質解放に関する新たな条件を提示したと報じた。ハマスは完全な停戦を求めている。
ガザの人口約230万人の半数以上がラファの国連難民キャンプなどに身を寄せている。
ラファのエジプト国境は固く閉じられており、人々が安全地帯に退避できるかどうかは不明だ。イスラエル軍は南部の主要都市ハンユニスKhan Younisのハマス掃討作戦が終了次第、そこに人々を退避させると主張している。
ガザ保健省は21日水曜日、10月7日の戦争開始以来、ガザで6万9333人が負傷し、2万9313人が死亡、過去24時間で118人が死亡したと発表した。イスラエル軍は、過去24時間にハーンユニスでの標的作戦で武装勢力29人が死亡したと発表した。
イスラエルの集計によると、この戦争は2023年10月7日にハマス過激派が国境を越えてイスラエル南部に突入し、女性、子供を含むイスラエル人1,200人が死亡、253人が人質になったことによって引き起こされ、ハマスの殲滅を誓ったイスラエルは、ガザへの空襲と地上空襲で対抗し、230万人の人口の大半を戦闘地域から追放し、飢餓を蔓延させ、ガザ地区の大部分を荒廃させている。
国連はイスラエルに南部ラファへの攻撃を控えるよう繰り返し要請している。参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年2月イスラエルが3月10日までの最終提案提示とエジプト国境: 』