いま宇軍が作戦させているUSV(無人特攻艇)は3種類ある。

いま宇軍が作戦させているUSV(無人特攻艇)は3種類ある。
https://st2019.site/?p=21877

『ストラテジーペイジの2024-2-21記事。

    いま宇軍が作戦させているUSV(無人特攻艇)は3種類ある。「シーベイビー」(これはウクライナ語では「マリュク」と呼ぶ物)、「マザー」(同じく「ママイ」と呼ぶ物)、そして「MAGURA」(海洋自動護衛無人ロボット装置、の略号)。

 「シーベイビー」と「マザー」を開発したのはウクライナのSBU(ウクライナ情報局)+海軍である。

 これを運用しているのは「第385分遣旅団」。

 MAGURAを開発したのはGUR(主力情報統制機構)+国営の「SpetsTechnoExport」社である。

 マリュクは炸薬850kgを積み、ケルチ橋を損傷させた。

 MAGURAは炸薬320kgを積む。ママイは450kgを積む。

 マリュクの航続距離は700km。60分持続できる。最高速力は70km/時。
 マグラも同様。

 ママイの航続距離は公表されていないが、すでにクリミアから1000km離れたノヴォロシスク港を攻撃している。

 ウクライナは半没のUAVも2023年前半にデビューさせている。「Toloka2 TK-150」と称する。

 これは全長2.5mで、軽く爆装できる。

 これより大きい全長6mの「マリチカ」は最新型の半没無人艇。幅は1m。

 これらの無人艇によるこれまでの戦果の一覧表は次の如し。※略す。

 いま、フリゲート艦を1隻建造すると150億ドルくらいだろう。この同じ予算でUSVを、5000艇も製造できる。

 駆逐艦の価額は、フリゲート艦の2倍と見ていいだろう。』