米大統領、6週間の戦闘休止めざす 人質解放巡りガザで

米大統領、6週間の戦闘休止めざす 人質解放巡りガザで
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN130C30T10C24A2000000/

『【ワシントン=坂口幸裕】バイデン米大統領は12日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで少なくとも6週間の戦闘休止を働きかけていると明かした。ハマスが拘束する米国人を含む人質の解放につなげたうえで、より長期的な停戦をめざす意向を表明した。

ホワイトハウスでヨルダンのアブドラ国王と会談後、記者団に語った。バイデン氏は「隔たりは残っているが、イスラエルの指導者に合意に向けた…

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『12日、現在も130人超が人質となっていると指摘し「何人がまだ生きているかわからない」と述べた。

人質をガザから解放する時間を確保するため最低でも6週間の戦闘休止を確保した後「より永続的な停戦のための時間をとることができる」と明言した。』

『イスラエル軍はラファにハマスの戦闘員が多数残っているとみて攻撃を強めている。ラファには100万人以上の避難民がいるとされ、米国を含む国際社会は多数の民間人が犠牲になるおそれがあると懸念する。』

『バイデン氏は12日、ラファでの軍事作戦について「現地に避難している人たちの安全と支援を確保する実行可能な計画なしに進めるべきではない。彼らを保護する必要がある」とイスラエルにクギを刺した。

アブドラ国王も「イスラエルによるラファ攻撃は許されない。新たな人道的大惨事を引き起こすのは確実だ」と非難した。「この状況を黙って見過ごすことはできない。今こそ戦争を終わらせなければならない」と強調した。

米軍は7日、ヨルダンで米兵3人が殺害された報復としてイラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」や親イラン武装勢力への空爆に踏み切った。バイデン氏は「我々の対応は続く」と言及し、追加措置を検討していると表明した。』