東部戦線の後退が止まらない、ロシア軍がシヴェルシクとドネツク西郊外で前進

東部戦線の後退が止まらない、ロシア軍がシヴェルシクとドネツク西郊外で前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-eastern-front-where-retreat-continues-russian-troops-advance-in-siversk-and-the-western-outskirts-of-donetsk/

『ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「シヴェルシク方面で状況が悪化した」「ドネツク西郊外方面の複数方向でロシア軍が前進した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「守りが固いヘオリフカの中心部にロシア軍が突入した」「これが事実なら予想外の展開だ」と報告した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Битва за Георгиевку: успешный рывок в центре населенного пункта обстановка по состоянию на 10.00 10 февраля 2024 года

シヴェルシク方面

ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ビロホリウカの状況が悪化した」と報告していたが、11日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がビロホリウカに向けて500m以上前進した」「ロシア軍がビロホリウカの南西にある浄水施設を奪った」と報告、視覚的にもウクライナ軍がⒶでロシア軍車輌を攻撃する様子、浄水施設=Ⓑを襲撃したロシア軍部隊を無人機で攻撃する様子が確認されている。

出典:管理人作成 シヴェルシク周辺の戦況(クリックで拡大可能)

さらにロシア国防省は1月「ドネツク人民共和国のヴェセレが解放された」と正式に発表、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「敵がほぼヴェセレを占領した」と認めていたが、ウクライナ軍がヴェセレ北東のロシア軍陣地=Ⓒを砲撃する様子、ヴェセレ集落内のロシア軍陣地=ⒹをFPVドローンで攻撃する様子が登場。

ウクライナ軍はヴェセレを失ったとは認めていないが、複数の要素で確認が取れたための「ロシア軍によるヴェセレ占領」は事実だと思う。

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ドネツク西郊外方面

ドネツク西郊外方面についてDEEP STATEは7日「残念ながらロシア軍はノボミハイリフカ郊外の家屋に侵入した」「これをノックアウト出来たかは不明だ」と、RYBARも「ロシア軍がノボミハイリフカ東郊外に侵入した」「集落の東半分を進出してシェフチェンコ通りに到達した」と報告。

出典:ドネツク西郊外周辺の戦況(クリックで拡大可能)

さらにウクライナ軍のFPVドローンがヘオリフカ集落内=Ⓐでロシア軍陣地(家屋)を攻撃する様子、ポブジェダ方向のウクライナ軍陣地近く=Ⓑでもロシア軍兵士を攻撃する様子を確認、前者はロシア軍がヘオリフカ集落内を1.5km以上も前進したという意味で、後者は「ロシア軍兵士がウクライナ陣地を占領した可能性」を示唆していたが、DEEP STATEは11日に更新した戦況マップの中で「全体に状況が悪化した」と報告した。

DEEP STATEは「ロシア軍がポブジェダ方向に前進して陣地を失った」「ノボミハイリフカ南郊外の状況が悪化した」「ノボミハイリフカ集落内のロシア軍をノックアウト出来ていない」「ノボミハイリフカの南西=ソロドキーからヴォーダインに向かってロシア軍が前進した」と主張。

出典:ドネツク西郊外周辺の戦況(クリックで拡大可能)

RYBARは前回「マリカンからヘオリフカ方向への前進は困難を極めている」「これは地形の問題と集落の要塞化(2014年~2015年に建設された防御陣地のこと)を考えれば驚くべきことではない」と述べていたが、10日「ロシア軍がヘオリフカ集落の中心部に突入(約1kmの前進)したという報告がある」「これが事実なら本当に予想外の展開だ」と報告しており、武器と兵士が不足するウクライナ軍の後退が止まる気配はない。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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投稿者: 航空万能論GF管理人 ウクライナ戦況 コメント: 49  』