ロシア向けのニトロセルロース輸出を禁止しろという声。

ロシア向けのニトロセルロース輸出を禁止しろという声。
https://st2019.site/?p=21828

『EUはロシアに対して火薬や爆薬を輸出することを禁じているが、発射薬の原料になるニトロセルロース(=ガン・コットン)は特に禁じていない。

 このためロシアの2023年のニトロセルロースの輸入量は、2021年と比べて11倍に跳ね上がっている。

 ※これについてSDKIという会社による2011年のまとめをみたら、ニトロセルロース市場の主要なキープレーヤーとして、EURENCO、GRN Cellulose Pvt. Ltd. Hagedorn NC、Hengshui Orient Chemical Co., Ltd.、Nitrex Chemicals India Pvt. Ltd.、Nitrocellulose Group、Nitro Quimica、North Sichuan Nitrocellulose Corporation、Synthesia a.s.、TNC Industrial Co. Ltd. が列記されていた。

中共やインドの会社も含まれているようなので、EUが禁輸してもしょうがないと思われているのかもしれない。

日本には「キシダ化学」というメーカーがあるらしい。

イランにはBehshahrという会社がある。

ロシアにも「Ust-Ilimsk」というサプライヤーがある。

窒素は天然ガスの精製過程で安価に得られるので、2021以前はロシアからは窒素肥料もおびただしく輸出されていた。

そのありあまる窒素を硝酸化しセルロースと結合させるのに、何か面倒なハードルでもあるのだろうか?』