イスラエルがシリア攻撃、2人死亡 イラン施設所在
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR29BP00Z20C24A1000000/
『【ドバイ=福冨隼太郎】イランメディアは29日、シリアの首都ダマスカス郊外でイスラエルによる攻撃があり、民間人2人が死亡したと報じた。攻撃があった地域にはイランの関連施設があるとされる。イラン側は同国人や施設への被害を否定している。
中東の衛星放送局アルジャズィーラによると、攻撃はイランの精鋭部隊、革命防衛隊が標的だったが、失敗したという。イランとシリアの情報筋の話として伝えた。
イランのタスニム…』
『イランはシリアのアサド政権を支援しており、革命防衛隊の幹部らを軍事顧問などとしてシリアに駐在させている。イランと敵対するイスラエルは、シリアにあるイラン関連施設への攻撃を繰り返しており、イランとイスラエルの緊張が高まっている。
2023年12月には革命防衛隊幹部がシリアで殺害された。イランはイスラエルによる攻撃だと主張。今年1月にはイラク北部クルド人自治区のイスラエル情報機関の拠点とする場所を標的に、ミサイルで攻撃した。
20日にもダマスカスでミサイル攻撃があった。イランはイスラエルによる攻撃とし、革命防衛隊の軍事顧問5人が殺害されたと発表していた。イランのライシ大統領は報復を示唆している。』