英国は複数の掃海艇をウクライナに寄贈すると決めたのだが、…。

英国は複数の掃海艇をウクライナに寄贈すると決めたのだが、…。
https://st2019.site/?p=21738

『Boyko Nikolov 記者による2024-1-2記事「Turkey banned UK-given warships to Ukraine from entering Black Sea」。

 英国は複数の掃海艇をウクライナに寄贈すると決めたのだが、トルコはそれらのボスフォラス海峡通過を認めないと言っている。

 1936年のモントルー条約による決め事がある。

 黒海に領土が接していないひとつの外国が同時に黒海内に存在させてもよい軍艦の合計トン数は3万トンまで。ちなみに米海軍のアーレイバーク級イージス駆逐艦は1隻9000トンであるから3隻しか黒海には入れないことになる。

 また、黒海には空母は存在してはならない。

 また、黒海に領土が接してない国は、黒海に潜水艦を持ち込んではならないし、1万5000トンを超える巨艦を入れることもゆるされない。

 ボスフォラス海峡を通過しようとする軍艦は、事前にトルコ政府に通知しなくてはならない。非黒海諸国は15日前までに。黒海沿岸諸国は8日前で可い。

 特に黒海での戦争時にはトルコ政府に強い権限が与えられる。これはトルコが参戦していなくとも関係ない。
 唯一、通航が勝手であるのは、特定の軍艦が、母港たる軍港へ戻る場合に限られる。

 英国がウクライナへ寄贈した掃海艇の母港として承認されているのは、英国の軍港である。』