北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:イスラエルは北部レバノン、ガザ南部への攻撃継続とエジプト仲介
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『イスラエル軍報道官は2023年12月29日金曜、レバノン南部からロケット砲を受けた後、イスラエル軍は、12月30日夜、「レバノン南部にあるヒズボラのインフラ施設」を攻撃したと発表した。
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イスラエル実効支配下にあるヨルダン川西岸地区West bankでも緊張が高まっており、イスラエル軍は、車で突っ込もうとしたとされる攻撃で4人を負傷させ、パレスチナ人運転手を射殺した。
国際的にはパレスチナ自治区とされるヨルダン川西岸地区への、ネタニヤフ政権が支持する違法なユダヤ人入植者はすでに80万人に膨らんでいると言われる。
しかし、西岸地区での新規のユダヤ人入植地建設は止む気配が無く、この事がハマスによる襲撃を招き、今後の和平の障害にもなっており、バイデン米政権は、今回の紛争以前から新規建設に反対の姿勢を示し、アラブ社会から非難が起きていた。
この地域のユダヤ人入植者は、パレスチナ人との相次ぐ死傷事件から、入植者自身が武器を持って自衛していた。
ユダヤ人社会には、西岸への入植を「勇気ある行動」として、入植者を称賛する見方も在るようだ。 参照記事 参照記事
イスラエルはハマスを壊滅させると繰り返し宣言しているが、エジプトは更新できる停戦合意、パレスチナ人捕虜の時差解放、そして最終的な戦争終結を含む計画を提案している、とハマスに近い情報筋は言う。
ハマス幹部は、エジプトが最近ハマスとイスラム聖戦に提案した計画について、代表団が「いくつかの見解を含むパレスチナ諸派の反応を伝えるだろう」と述べ、ハマスは、ガザ地区からの「イスラエル軍の完全撤退の保証」を求めるだろうと、その幹部は話した。
イスラエルは、エジプトの提案についてまだ正式なコメントを発表していないが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は28日木曜、人質の家族に対し、エジプトの仲介者と「接触中だ」と述べ、「全員を取り戻すために努力している」と約束した。
一方イスラエル軍は、ガザ南部の最大都市ハンユニスKhan Younis中心部にあるハマス司令部を30日に襲撃したとも主張した。
軍はハマス指導部が南部の地下に潜伏中とみて追跡。中部の難民キャンプでも地上戦を強めている。
1685338f-s ネタニヤフ氏は会見で、ガザとエジプトの境界掌握を目指す考えも表明。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは30日、米専門家の衛星画像分析などに基づき、12月半ばまでの2万9千発に及ぶ空爆や砲撃などで、ガザの建物の半数が損壊したと報じた。
ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側死者は2万1672人。10月下旬の地上侵攻以降、イスラエル軍兵士170人が死亡した。参照記事
718678-origin_1「爆撃音が毎日続き、驚かなくなり始めている」。ガザ南部ラファRafahの避難施設に身を寄せた女性エマン・バシルさん(32)が語った。
施設は避難民であふれ、衛生状況が悪化して下痢などに苦しむ人が多いという。「私の子どもも病気になった。物価は跳ね上がり、お金のない人は物乞いをするか飢えるしかない」と悲嘆する。
新年が来ても「ひどい状況は変わらない。国際社会を信じられなくなった」とも語り「今すぐ戦争が終わってほしい」と訴えた。 参照記事 過去ブログ:2023年12月ガザの難民を天候不順が襲う:11月24日からの休戦で人質解放とハマスはなぜこの時期に攻撃を始めた?:
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2024年1月1日:中東のメディアアルジャジーラAl Jazeeraは、パレスチナ人が2024年にイスラエルの砲撃から避難を始める中、カーン・ユニスKhan Younisの中心部で激しい地上戦が続いていると報じた。最新映像
イスラエルは、将来の戦闘に備えて兵士が「戦力を強化“gain strength”」できるよう、ガザ地上侵攻から数千人の予備兵を撤退させると発表した。(別記事では、一旦家庭や職場へ復帰させ、「経済に対する大幅な緩和a significant relief for the economy」をさせて軍務へ戻すとある。急な出兵と作戦の長期化で問題が生じたか?)
10月7日以来、イスラエルによるガザ攻撃で少なくとも2万1,822人が死亡、5万6,451人が負傷した。
10月7日のイスラエル攻撃による死者数の修正値は(1400人から)1,139人となっている。
米軍は紅海でフーシ派Houthi boats in the Red Seaの船3隻を攻撃し、少なくともフーシ戦闘員10人が死亡した。英文記事
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イスラエルのベツァレル・スモトリッチ(Bezalel Smotrich)財務相:右 は12月31日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の戦後について、ユダヤ人に再入植を呼び掛け、パレスチナ人に地区外への移住を奨励すべきとの考えを示した。
スモトリッチ氏は、連立政権の一角を担う極右政党「宗教シオニズム」の党首を務めている。参照記事
、、、どうやら、和平合意を交わす気など全く胸中に無いようだ。
これに対し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)は、スモトリッチ氏の発言は「(パレスチナ人に対する)激しいあざけりで、戦争犯罪だ」と非難。「(ガザ住民は)自分たちの土地と家から追放しようとするあらゆる試みに断固として立ち向かう」と述べた。』