ギリシャの船会社が保有する ばら積み貨物船『Vyssos』号。穀物を積み取ろうと黒海沿いのウクライナの港へ向かっていたら、…。

ギリシャの船会社が保有する ばら積み貨物船『Vyssos』号。穀物を積み取ろうと黒海沿いのウクライナの港へ向かっていたら、…。
https://st2019.site/?p=21725

『The Maritime Executive の2023-12-28記事「Greek Bulker Hits Mine off Ukraine Injuring Captain and Crewmember」。

    ギリシャの船会社が保有する ばら積み貨物船『Vyssos』号。穀物を積み取ろうと黒海沿いのウクライナの港へ向かっていたら、触雷した。水曜日のこと。その水柱がまだおちつく前に撮影された貴重な写真が公表されている。

 ※浅い海域のようだが、沈底機雷だったのか、繋維機雷だったのか、浮遊機雷だったのか、情報が無い。

 この衝撃で船長と、エジプト人のコックの計2名が負傷した。コックは頭部裂傷。
 フネは2007年建造で、船籍登録はパナマになっている。8758dwtと、小型。全長112m。

 ルーマニアのSulina港を出て、ドナウ河河口のウクライナの港をめざしていた。
 機雷は船尾近くで爆発し、船内は停電し、操舵不能になり、上甲板では火災が発生した。
 触雷地点はウクライナのChornomorskの80マイル南東という。

 船長は、漂流&浸水沈没を避けるため、行き脚の惰性が残っているうちにフネを意図的に浅瀬へ寄せて座礁させたという未確認情報もあり。今はタグボートがついている。

 貨物船に乗っていた人数は18人で、そのうち3人はウクライナ国籍、2人はトルコ国籍、13人はエジプト人。 』