ガザ戦争の経緯と戦況、今後

ガザ戦争の経緯と戦況、今後
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『2023年12月17日:14日のインサイダー紙The INSIDERは「イスラエルとハマスは短期間の停戦を経て戦闘を再開し、イスラエル軍IDF側は南部での爆撃と軍事演習を皮切りに、ガザ地区での地上作戦の第2段階(および軍事作戦全体の第3段階)を開始した。

比較的少ない死傷者で前進はかなり成功したにもかかわらず、長い間大規模な戦争に巻き込まれていなかったイスラエルは依然としてこの種の紛争に対する準備が整っていないことを示しており、ロシア・ウクライナ戦争からすぐに学ぶ必要があった。

イスラエルにとって幸運だったのは、ハマスはそのような戦争に対する準備がさらに整っておらず、イスラエル国防軍の脆弱性を突くことはできなかった。

しかし、作戦の最も困難な(そして最も致命的な)段階はまだ始まっていません。」と述べている。

現在IDFは、ハマスに投降を呼びかけている。映像:ハマスの市街地攻撃 

ハマスの攻撃が余りに至近距離で、戦車の防衛システムが対応できないとある。敵を確認しても、反撃の間もないようだ。映像:トンネル攻撃 

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10月7日、ハマスの武装部隊であるイズ・アッディン・アル・カッサム旅団Izz ad-Din al-Qassam Brigadesとガザで活動するいくつかの同盟グループが、大規模なロケット弾の集中砲火(短期間に約5,000発のロケット弾が発射された)を援護してイスラエルを攻撃した。

数千人の過激派が数時間にわたって国境地帯や入植地を恐怖に陥れ、少なくとも1,194人(うち843人は民間人と確認)が死亡、少なくとも4,834人が負傷した。

さらに243人が人質となった。 IDF(イスラエル軍)の発表によれば、10月7日の攻撃で1,000人の過激派が死亡し、200人が捕虜となった。

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10月28日からイスラエルは作戦の地上段階に移行した。 IDF部隊はおそらくハマスが予想していた東からではなく、ガザ地区北部のガザ市の西に移動し、海岸に沿って南に移動した。

停戦は、11月24日から発効し、11月27日と29日の2回延長された。

この期間中、人質240人のうち80人が解放された。パレスチナ人150人と交換。

さらに人質25人(ほとんどがタイ人の農業従事者)が合意外で解放された。停戦前に人質4人が解放され、軍事作戦後にイスラエル兵1人が解放された。

IDFは人質2人の遺体も収容した。イスラエル側の統計によると、人質121人が今も武装勢力の手に残っている。停戦は12月1日朝に期限切れとなった。戦闘再開以来、主な戦闘はストリップの南、カーン・ユニスKhan Younisの町周辺に移利。12月4日までに、右図の濃い赤、さらに薄い赤地域の住民に避難勧告が出された。英文記事 映像:カーン・ユニスでのハマスの接近攻撃 

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12月10日現在の公式統計によると、イスラエル軍は紛争開始以来軍人425名、警察59名に死傷者を出しているが、そのほとんど(イスラエル国防軍大佐4名を含む)は10月7日に殺害された。

イスラエルは内戦中に兵士97名を失った。

一方、ガザでの地上作戦で、イスラエル軍はガザで5,000人のハマス戦闘員が殺害されたと推定している。

同じ推定によれば、戦闘員が死亡するごとに民間人が 2 人死亡することになる。

つまり、イスラエルの統計によれば、ガザ地区の民間人の死者数は約1万人であり、ハマスが挙げた1万6千人に遠く及ばないことになる。

機器の損失はさらに複雑で、親パレスチナ情報筋は、数百台のイスラエル車両が破壊されたと主張し、一部の報告によると、パレスチナ人は12月初旬のガザ市周辺だけで3日間の戦闘でイスラエル軍の装備品79個を損傷または破壊したという。

しかし、パレスチナ過激派はこれまでのところ、敗北して完全に燃え尽きたイスラエルの装備を示す証拠を1つだけ提供している。

ウクライナの軍事専門家アンドリー・タラセンコ氏は、基本的に損失を評価するのは難しいと述べ、イスラエル国防軍の修理施設は戦闘地域の近くに位置しており、「今日失われたものは1~2週間以内に復旧する」ことを意味している。

タラセンコ氏は、イスラエルの取り返しのつかない損失を記録した確認されたビデオはほとんどないと指摘する。

イスラエル国防軍の部隊が前進し空爆が続くにつれ、イスラエルに対するロケット弾攻撃は減少している。ハマスのロケットランチャーはガザの住宅地に設置され、トンネル内に保管されている。

パレスチナ過激派が、イスラエル軍を長期にわたる過酷な市街戦に引き込むことが予想されていたが、代わりにイスラエル国防軍は爆撃と砲撃で近隣地域のほぼ全域を破壊することを選択した。

その結果、ハマスの戦闘は、少なくとも中隊および大隊レベルでは、組織的な抵抗が存在せず、小グループのゲリラによる「ひき逃げ」攻撃 “hit and run” attacksに変質した。

しかし、イスラエル軍がガザ南部に(全面的に)進軍すれば状況は変わる可能性がある。参照記事より抜粋 、、、

恐らくイスラエル軍は、南部での全面的地上攻撃は米国等からの要請や、人質の問題で自制しているのだろう。

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イスラエル軍が15日にパレスチナ自治区ガザ北部シェジャイヤ Shejaiya(Quan Shejaiya), in Gaza’s northでイスラエル人の人質3人:Yotam Haim, 28, Samer Talalka, 22, and Alon Shamriz, 26.を誤って射殺した問題で、兵士が誤認して発砲した際の状況が明らかになった。

地元メディアによると、殺害された男性3人は上半身裸で、棒に巻き付けた「白旗」のような物を掲げて抵抗する意図はないと明示していたが、兵士が身元の確認をせずに銃撃を加えたという。

ネタニヤフ首相は16日、イスラエル軍が誤って人質3人を射殺したことを受け、中部テルアビブで記者会見し「勝利と人質救出には軍事的圧力が必要だ」と述べ、イスラム組織ハマスへの軍事作戦を強める方針を改めFireShot Webpage Screenshot #654 – ‘人質救出へ軍事圧力て強調した。

ガラント国防相も、人質殺害が「私が経験した最も悲劇的な事案の一つ」とした上で、「ハマスに通用するのは力だけだ。地上作戦がなければ、一人も解放できなかった」と攻撃継続を明言した。  参照記事

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、イスラエル対外情報機関モサドのバルネア長官は16日、ハマスとの仲介役を務めるカタールのムハンマド首相兼外相とノルウェーで会談した。

バルネア氏はエジプト情報機関幹部とも協議する予定と報じられ、人質交渉の再開を模索して条件を詰めているとみられる。参照記事 英文記事 過去ブログ:2023年12月ガザ地区で確認された状況 まだ人質135人が未帰還?:、、、

米、イスラエルがハンス支援を容認していたカタールに、交渉先が絞られてきた。』