メタ、児童の性被害を助長か 米ニューメキシコ州が提訴

メタ、児童の性被害を助長か 米ニューメキシコ州が提訴
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0702N0X01C23A2000000/

『【シリコンバレー=清水孝輔】米南西部ニューメキシコ州は6日までに、米メタのSNS(交流サイト)が児童の性被害を助長しているとして同社を提訴した。性被害の加害者がSNSを使って性的なコンテンツを共有したり、被害者に接触したりしていると主張した。メタは対策に取り組んでいると説明している。

ニューメキシコ州は子どもの性被害をめぐりメタと同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)を提訴した。メタが手がけるSNSのフェイスブックと画像共有アプリのインスタグラムにおける子どもの性被害への対策が不十分だと指摘した。

ニューメキシコ州の司法長官の事務所はフェイスブックなどで14歳以下の子どもを装ったアカウントを作成し、児童の性被害について調査した。司法長官は「メタの経営陣は安全性よりも広告収入を優先し続けている」と主張する。

メタは同州からの提訴を受け、声明で「我々は高度な技術を使用し、児童保護の専門家を雇用している」と述べた。児童保護を担う機関などと連携して対策に取り組んでいると説明した。

米国の42州・地域の司法長官は10月、インスタグラムなどが若者に悪影響を与えているとしてメタを提訴した。SNSをめぐっては米国内外で児童の保護を求める声が高まり、運営会社であるテクノロジー大手に対する逆風が強まっている。

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