やっぱり起きた シベリア鉄道へのサボタージュ

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:やっぱり起きた シベリア鉄道へのサボタージュ
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5484825.html

『伝えられるところによると、ウクライナはロシアの奥深く、モスクワから4,000マイル(約6400km)離れた場所にあるプーチン大統領の最長の鉄道に2023年11月29~30日の2日間で2度の爆破を行った。

シベリアからの映像には、燃料や北朝鮮からの弾薬供給ルートを麻痺させる目的で、多くの貨物列車が爆発する様子が捉えられていた。映像:Ukrainian Spies Sabotage Trains Deep In Siberia 予備映像 
map-of-the-BAM-2

攻撃の背後にはウクライナの治安機関Security Service of Ukraine (SSU) による破壊工作Sabotageの可能性があると言われている。

伝えられるところによると、ディーゼルと航空燃料を積んだ50台のタンカー列車が、「テロ攻撃」の標的となった。鉄鉱石や航空燃料を積んだタンカー3台を含む41台の貨物列車が破壊されたという。

キエフの情報筋はザ・サン紙に対し、この爆発により、ロシア中部から日本海の東海岸まで4,700マイルを走るロシアのバイカル・アムール幹線Baikal-Amur Mainlineが「麻痺」したと語った。右図緑色ライン 英文記事 英文記事  
Chertov_most_BAM

広大な鉄道網を運営する国営企業ロシア鉄道は最初の攻撃後、通行は新しいルートに迂回され、移動時間はわずかに増加したが、輸送は中断されていないと述べたが、ウクライナ情報筋は、2回目の攻撃は鉄道交通の迂回を予測し、東シベリアとロシア極東を横断するロシアのバイカル・アムール幹線Baikal-Amur Mainlineにあるチェルトフ橋Chertov Bridgeの予備ルートを標的にしたと述べた。

Buriatia_ENGロシアのシベリア鉄道は、ロシアの貨物輸送にとってバイカル・アムール幹線よりも重要であると広く考えられている。

ロシアの業界関係者は匿名を条件に、予備ルートは機能しており、12月1日金曜午後には貨物を運ぶ列車が使用していると述べた。右は、バイカル湖周辺拡大図。
 英文記事、、、

この種のサボタージュ破壊工作が行われるだろうなと、筆者の予想した通りになった。過去ブログ:2023年11月欧州と中東での戦争で特需迎えた北朝鮮の軍需産業:10月北朝鮮のコンテナ1000個以上ロシア南部に到着:10月北朝鮮がロシアに武器弾薬の供与を開始か?:
Russia_rail_mapAS20161212000401_comm

ロシア紙コメルサント(電子版)の1日報道等では、ロシア極東ブリャート共和国を通る第2シベリア鉄道(バイカル・アムール鉄道Baikal-Amur Mainline:BAMバム鉄道)のセベロムイスキー・トンネルSeveromuysky Tunnelを走行中の貨物列車が11月29日、火災に見舞われ、連邦捜査委員会は「テロ事件」として捜査を開始し、「貨車の下部に仕掛けられた爆発物がさく裂したもようだ」とする関係者の証言を伝えた。

翌日、15キロ離れた高さ35mの橋の上でも爆発が起きた。 参照記事  2日公開の映像記事、、、

改めて地図を見れば、ウクライナ戦争の作戦が、日本に近いシベリアまで来ているのだ。』