北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:ロシアが対ドローン対策用のEWシステム、戦場へ供給か?
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『ロシアは2023年8月に開催した「ARMY 2023」で対ドローン対策用のEWシステム「Volnorez ヴォルノレス」anti-drone jamming station:対無人機妨害ステーション を披露していたが、Volnorezが前線に届いていることを示す視覚的証拠がSNS上に登場、このシステムは装甲車輌をFPVの攻撃から保護する能力があるらしい。映像:ウクライナのドローン攻撃とその裏側
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ロシア人の専門家は「600m~1,000mの範囲でドローンの制御通信を妨害することが可能だ」と主張していたが、仮にVolnorezの効果が本物だったとしても量産できなければ意味がなく、披露したのは「プロパガンダの一種ではないか」と思われていた。
screenshotこの写真が「ウクライナの占領地」で撮影されているなら、ロシア軍はFPVの攻撃から戦車や装甲車輌を保護する手段を手に入れたことになり、ウクライナ軍にとって良くない知らせだ。
「ヴォルノレス」システムの具体的な技術的詳細はロシア側によって公表されていないが、ウクライナの通信専門家セルヒイ・フレッシュ氏はその能力についてある程度の光を当てている。
このシステムのアンテナは、900 MHz から最大 3000 MHz までの視覚放射特性を備えており、戦場で使用される FPV ドローンに効果的に対抗します。この周波数範囲は、現在使用されているほとんどのドローンの動作周波数と一致しています。 「Volnorez」システムが作動すると、ドローンと管制局との通信が中断され、ドローンがコースを外れて連絡が取れなくなります。これにより、ターゲットとなったホスト車両がドローンによる攻撃を回避できるようになります。
注目に値するのは、双方が使用する基本的な自家製FPV攻撃ドローンは、信号が失われると通常は地面に急降下し、操作不能になるということだ。
ただし、Mavic 3 のようなより高度な民間ドローンは、そのような状況でも空中に留まり、方向を変える可能性があります。、、、、
ウクライナの装置は、設置した周りに無線を遮断するドーム状のバリアを設けるものらしい。
戦場では、塹壕攻撃にもドローンが多用されており、効果は薄いだろう。映像:ウクライナの塹壕のロシア兵攻撃
7月下旬、「ミリタリー」紙の報道によると、ウクライナのボランティアもウクライナの装甲車両を保護するための同様の解決策の開発に取り組んでいる。
ボランティア主導の電子戦複合装置は、機器上に限定的な無線電子干渉の「電子ドーム」を生成し、最終飛行段階でドローン操縦者とドローン間の通信を効果的に遮断する。参照記事 』