とうとう出戻り組が出始めたアメリカの不法移民
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『アメリカのアリゾナ州は、メキシコと国境を接する南部の州ですが、ここでコヨーテと呼ばれる麻薬密輸団の暗躍で、国境警備が崩壊して、今までにも増して大量の難民が流入しています。彼らは、麻薬をアメリカに密輸入する為に不法移民を道具に使っています。特定の場所に不法移民を集中させる事で、警備の手薄な場所を作り、そこから麻薬を持ち込むわけです。その不法移民が集中した場所は、手続き作業が負荷的にパンクしており、指紋の採取と簡単な聞き取りをしただけで、アメリカに入国できてしまいます。つまり、正規手続きの移民審査なんて、まったくできていません。事実上、危険物も危険人物も入国し放題です。
アメリカが、こうした不法移民の為に使う費用は、年間で4510億ドルです。つまり、税金から67兆円が拠出されるわけです。バイデン政権は、不法移民の流入を事実上規制しなくなったので、政権の期間だけでも、少なく見積もって380万人の不法移民が流入しています。そして、上記の麻薬の密輸入によって、1.5兆ドルの経済損失が発生していると試算されています。麻薬売買による富の流出、麻薬中毒・中毒死による人的資産の喪失、救済処置に必要な福祉費用などですね。
結果として、アメリカは、彼らが自身の設定として「命からがら逃げ出してきた祖国」よりも、更に暮らしにくい場所になってきており、一度入国したものの逃げ出す不法移民が出てきています。不法入国者の目的の大多数は、命の危険に晒されたとか、迫害を受けたからではなく、「子供に無料で教育を受けさせたい」、「仕事が欲しい」という事です。彼らが目指すのは、公然と不法移民の受け入れを表明し、無料で衣食住を提供する事を条例にしてしまった「聖域都市」と言われる都会です。ここに不法移民が殺到した結果、どの都市も移民用のシェルターがパンクしていまして、かつアメリカはインフレで都市部の家賃は嘘みたいな高騰をしているので、路上で寝るような状態です。それでも、聖域都市の一つであるシカゴは、最大6ヶ月200万円を支給しているのですが、生活費が高いので、数ヶ月で無くなります。
既にシェルターだけではなく、警察署も不法移民の滞在先として開放しているのですが、そこもパンパンになっていて、金が尽きれば路上で生活せざるを得ません。祖国でも、そういう生活をしてきた人なので、麻薬中毒患者が徘徊し、銃声が夜中に聞こえるアメリカの都市より、祖国の路上で寝るほうが、命の心配をしなくて良いぶん、マシと考えて、自らアメリカを去る不法移民が出てきています。
恐らく、10年くらい前にアメリカに住んだ事のある人は、「何をオーバーな事を言っているんだ」と思うかも知れませんが、10年前とは比較にならない程、アメリカの都市は荒廃しています。夜中になると、奇声を発する麻薬中毒患者の悲鳴が響き渡り、軽犯罪が微罪にしかならない条例の施行された都市だと、公然と店舗の商品の略奪が起きています。最近では、昼間でもFeDexのトラックを道を塞いで止めて、荷物を略奪する集団も出ています。彼らは鉄パイプや銃を持っているので、運転手は自分の命が惜しければ、好きにさせるしかありません。警備員などは雇っていても、下手に略奪者に手をかけると、逆に暴行罪で訴えられたりして負けるので、目の前で盗んでいても、滅多に制止しません。路上駐車している自家用車は、ガラスをぶち破って、中のモノを盗み放題です。なので、最近は鍵をかけず、ドアを全部開け放って、「盗めるようなモノは置いてありせんよ」アピールする事で、襲われないように予防しています。「弱者救済」で、民主党が、そういう無法地帯に変えてしまったのです。
そういう社会は、不法移民者をして、テロリストや武装強盗が徘徊する祖国の路上よりも、危険に感じるそうです。それは、故意に許容されたカオスであって、社会として取り締まる意思が無いので、家族の身の安全を守る事ができない。「良い暮らしをする」「自由を手に入れられる」どころの話では無いという事です。
そもそも、「子供にアメリカの教育を無料で受けさせる」と言っても、学校も様々な言語圏の不法移民が流入してきて、キャパシティーがいっぱいです。更に、基本、英語が話せないので、教師の人材不足で対応が追いつかず、授業の質が著しく低下しています。つまり、大人が政治で決めた事の犠牲を、子供たちに強いています。こうした教育だけでなく、地方自治体が自国の子供達の為に毎年開催していたイベントの予算も廃止され、全て不法移民の為に注ぎ込まれています。図書館や福祉事務所の予算も削られ、公共サービスの質は低下し、施設は老朽化しています。それでも、足らないのです。
特にびっくりしたのは、「祖国で迫害されて、命からがら逃げてきた」設定の不法移民の家族が、カナダへ渡った時、「雪が多い」事を理由に出戻る決断をしたという話です。それまでの生活費や旅費の少なからずを、公金からの援助を受けているはずですが、数ヶ月アメリカとカナダを旅行して、結局は祖国に帰るわけです。
なんで民主党が、不法移民に甘いかと言うと、彼らが市民権を獲得すれば、国内で出生するペースに勝る人口が、移民政策に甘い自分達の票田になるからなんですよね。「弱者救済」を表看板で掲げている限り、面と向かって否定できる政治家は少ないので、国内の治安が荒れようと、自治体の負担が増えようと、自分達の懐が直接痛むわけではないので、構わないのですよ。つまり、今の選挙票の為に、自国の未来を差し出して犠牲にしているわけです。これが、「民主主義」を発明した国のアメリカの現在です。こういうレベルで選挙戦を戦っているわけで、私がブログを続けるモチベーションを無くすくらい絶望した理由の一端を(これでも、理由の一部です)察して頂けるかと思います。』