ロシア、戦闘機3機撃墜主張 ウクライナ防空の弱さ露呈

ロシア、戦闘機3機撃墜主張 ウクライナ防空の弱さ露呈
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB270KH0X21C23A1000000/

『ウクライナ侵攻を続けるロシア国防省は26日の戦況説明で、過去24時間にウクライナ軍の戦闘機計3機を撃墜したほか、ウクライナ東部と南部で無人機53機を撃墜したと発表した。欧米が供与を約束しているF16戦闘機が実戦配備に至っていないウクライナの防空体制の弱さが改めて示された形。

ロシア軍は、一方的に併合を宣言した南部ヘルソン州のウクライナ側支配地域であるドニエプル川西岸上空でスホイ27戦闘機を2機、東部ドニエプロペトロフスク州の上空でミグ29戦闘機1機を、対空ミサイルで撃墜したという。

ウクライナ軍は同川西岸から、ロシアが実効支配しクリミア半島に連なる東岸に進軍する構えを強めている。

またロシアが一部を実効支配する東部ドネツク、ルガンスク両州とハリコフ州、ヘルソン州で米国供与の高機動ロケット砲システム「ハイマース」から発射された17発と、計53の無人機を撃墜したと主張した。

このほか首都キーウ(キエフ)東方の中部ポルタワ州と、南方のチェルカスイ州でウクライナ軍の航空燃料貯蔵庫を破壊したと説明。ウクライナ側の空軍力弱体化に注力している様子をうかがわせた。

欧米によるウクライナ軍人のF16操縦訓練は進んでいるとされるが、オースティン米国防長官は先月、最初の配備は早くても来春になるとの見方を示した。(共同)

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