中国、子供の呼吸器疾患に警戒高まる WHOも報告要請

中国、子供の呼吸器疾患に警戒高まる WHOも報告要請
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM232CZ0T21C23A1000000/

『【大連=藤村広平】中国で呼吸器疾患の患者が急増し、警戒感が高まっている。現時点では一般的なインフルエンザやマイコプラズマ肺炎とみられており、子供の罹患(りかん)が目立っている。中国国営の新華社通信は23日、専門家の見方として「せきや発熱などの症状が続く場合は速やかに医師の診察を受けるように」と報じた。

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現地メディアによると、過去数週間で病院の受診者数が急激に増えた。SNS(交流サイト)では、子供が病院の診察室に入りきらず、待合室で点滴を受けている様子などを収めた動画が拡散している。北部で肺炎の集団感染が起きているとの報告もある。

世界保健機関(WHO)は22日、中国当局に対して詳細な報告を求めた。過去3年間と比べ、インフルエンザに似た症状を訴える患者が増えているという。WHOは中国国内で暮らす人々に対し、マスク着用や手洗いなど感染防止策の徹底を呼びかけた。

国家衛生健康委員会が13日に開いた記者会見では、専門家が「呼吸器疾患の増加はもともと冬に多い」と指摘。「過去数年間の発生率が低かったのは新型コロナウイルスの予防措置の効果が出ていたから」だと強調していた。

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西村友作
中国対外経済貿易大学国際経済研究院 教授
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ひとこと解説

あまり日本では話題になっていませんが、9月末ごろからマイコプラズマ肺炎が流行し始めました。最近ピークを迎えているらしく、小児科に患者が溢れている動画がSNS上でも拡散されています。それに加え、最近ではインフルエンザも感染が拡大しています。私の学生も罹患してしまい、今隔離中だそうです。

今年はコロナ→インフル→コロナ第2波→マイコプラズマ→インフルと、感染症が大流行した一年でした(※も参照)。先日こちらで医者をしている友人と話をしたのですが、「今年の中国は一年中病んでいる」と嘆いていました。

※ 2度目のコロナ陽性急増、インフル流行 中国の消費を覆う病み
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00109/00059/
2023年11月24日 0:32 』