ガザの戦闘休止「人質解放には数日間必要」 米高官

ガザの戦闘休止「人質解放には数日間必要」 米高官
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN140EJ0U3A111C2000000/

『【ワシントン=坂口幸裕】米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止を巡り「人質解放には数時間でなく数日間という、かなり長い休止が必要だ」と述べた。イスラエルは9日にガザ北部で1日4時間の戦闘休止を導入すると決めている。

一時的な戦闘休止は民間人退避や人道物資搬入のほか、人質解放の経路を確保する狙いがある。サリバン氏は「4時間以…

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『サリバン氏は「4時間以上の休止が必要な状況もあり、イスラエル政府も認識している。例えば市民が安全に移動できるように通路を確保するため7時間に延長している」と説明。休止の時間は目的に沿って柔軟に変更すべきだと訴えた。

イスラエル軍とイスラム組織ハマスの交戦が続くパレスチナ自治区ガザの北部では、医療体制が崩壊しつつある。地区最大のシファ病院などが燃料不足で機能を停止。国際社会は人道危機への懸念を一段と強める。

サリバン氏は「病院での銃撃戦は見たくない。患者や病院を守ってほしい。イスラエル政府とも話したが、彼らも同じ考えだ」と説明。「ハマスというテロ組織は子どもを含む民間人を人質に取って人間の盾として使い、民間インフラ、病院までも可能な限り利用する」と非難した。

イスラエルに対しても「罪のない市民を銃撃戦に巻き込みかねない病院への攻撃は避けなければならない」と要求した。イスラエルによるハマス攻撃を支持しつつ「戦争法に従って行動する責任を軽くするものではない」と訴えた。

米軍はシリアとイラクに駐留する同軍拠点を攻撃する勢力への報復措置として、シリア東部のイラン革命防衛隊の武器貯蔵施設を空爆した。

サリバン氏は「部隊を確実に保護し、攻撃を受けた場合には対処する」と明言した。「親イラン勢力が米軍を攻撃し続けるなら、われわれは反撃し続ける」と話した。』