バフムート方面でもロシア軍が反撃を開始、戦場の主導権交代が濃厚

バフムート方面でもロシア軍が反撃を開始、戦場の主導権交代が濃厚
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/the-russian-army-launches-a-counterattack-in-the-bakhmut-area-leading-to-a-change-of-leadership-on-the-battlefield/

 ※ 下記コメントにあるように、ロシア軍攻勢の背後に、北朝鮮ありなのか…。

 ※ どの程度の「影響度」なものなんだろうな…。

『RYBARは「バフムート方面のロシア軍がクリシェイフカ郊外に取り付いた」「アンドリーフカでもウクライナ軍を押し戻した」と、DEEP STATEも「クリシェイフカでロシア軍の大規模攻撃が始まり状況が厳しい」と報告、ここでも戦場の主導権が入れ替わっていることが濃厚だ。

参考:RYBAR
参考:DEEP STATE
厳しい状況が続くウクライナ軍、勢いづくロシア軍の攻勢はどこまで広がるのか

シルスキー大将は10月末「ロシア軍はバフムート方面の戦力を大幅に強化して失地回復を試みている」と指摘、複数のロシア人ミルブロガー達も「バフムートでロシア軍の反撃が始まった」「失ったベルヒフカ貯水湖周辺の陣地を奪還した」「ロシア軍がクリシェイフカに再侵入した」「ヴァシュキフカ方面でも反撃に出た」と報告していたが、RYBARもバフムート方面の動きについて以下のことを報告している。

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア軍がベルヒフカ貯水湖周辺に前進して線路沿いに支配地域を拡大させている
ロシア軍がベルヒフカ貯水湖付近からボダニフカ方向に進んでいる
ロシア軍が線路を横断してクリシェイフカ郊外に取り付いた
ロシア軍がクリシェイフカの郊外でもウクライナ軍を追い詰めている
ロシア軍はアンドリーフカでウクライナ軍を押し戻した

ロシア軍がクリシェイフカ北の線路を越えた地点=Ⓐでウクライナ軍陣地を攻撃して兵士が撤退する様子、ウクライナ軍がクリシェイフカ西の線路を越えた地点=Ⓑでロシア軍兵士を攻撃している様子が視覚的に確認され、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも10日「ロシア軍がクリシェイフカに大規模な攻撃を仕掛けた。現在も戦闘が続いているものの状況は厳しい」と述べており、ロシア軍によるバフムート方面での反撃は事実である可能性が高い。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

まだ視覚的証拠が不足しているので反撃の詳細は不明だが、バフムート方面でも戦場の主導権が入れ替わっていることが濃厚だ。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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投稿者: 航空万能論GF管理人 ウクライナ戦況 コメント: 71  』



2023年 11月 11日

返信 引用 

うーむ、このまま首都まで押し込まれて、チェチェン紛争みたいな悲劇がまた現出しなければいいが・・・・。
3

    とも
    2023年 11月 11日
    返信 引用 

どうだろう。このロシアの攻勢も、ウクライナの反抗作戦みたいに数ヶ月で失速するんじゃないか?
その間ウクライナが耐えるのは、難しそうだが、
12
        774rr
        2023年 11月 11日
        返信 引用 

    幸いな事に(?)そろそろ冬将軍様が御降臨なさる頃だから ロシアの猛攻もペースが落ちるハズ
    春になるまでの間は去年と同じく戦線整理やら訓練やらを行ってまた来年頑張ればヨシ!
    8
        Easy
        2023年 11月 11日
        返信 引用 

    このロシアの優勢は明らかに北朝鮮製砲弾100万発の補給を受けたからでしょう。どうも弾頭部の形状を丁寧に作ってあるらしく、飛翔時に風切り音がほとんどしない特徴があるそうです。これを夜に使われると,落下の予兆無しに突然砲弾の轟音が響くので兵士への恐怖効果が割り増しで効くらしいですね。
    で、北朝鮮の砲弾生産力が年間200万発あり、そのうち100万発をロシア向け輸出に回せる余力があるとのこと。
    さらにあの通りの軍事独裁政権なので、人民に鞭をかまして
    生産力を2倍に引き上げられる余地があるそうで。
    すなわち,半年後にもう一度新造の砲弾100万発をロシアに売るのも十分可能ではないかと推定されてますね。
    ついでに交換用の砲身もたくさん在庫があるそうで。
    ウクライナにとってはロシア&北朝鮮は敵に回すと最悪のタッグに見えますね。
    24
            匿名11号
            2023年 11月 12日
            返信 引用 

        年間200万発ねえ。
        ミサイルにリソースを集中して陸軍の近代化には投資を振り向けなかった北朝鮮には西側諸国以上に無理な芸当じゃないですかね。工業国として輝いていた50年前の備蓄品しか放出できないとみるのが現実的だと思いますよ。
        3
                Easy
                2023年 11月 12日
                返信 引用 

            >陸軍の近代化には投資を振り向けなかった

            その結果、旧式の152ミリ砲弾とD-30砲身の製造設備を未だに現役で保持して大規模に稼働させている稀有な国、が北朝鮮なんですね。
            で、どうせ50年前の錆びた備蓄だろうと思われていたが、ロシアが前線でこの成果を出しているところを見ると「意外に品質は悪くない、どころか非常に高品質であるというレポートまである」。このことからちゃんと在庫もローテーション管理していたことが伺えます。
            戦争は結果のみを見なければなりません。
            結果が出ている時にそれを軽視するのは、敗北への一里塚ですね。
            16
                    匿名11号
                    2023年 11月 12日
                    返信 引用 

                その未だに保持し続けている「旧式の152ミリ砲弾とD-30砲身の製造設備」程度で200万発生産できるのかかなり怪しいでしょうに。

                50年以上休眠させて錆びついた生産設備を再生するにしろ、いまさら新規に構築するにしろ、時間とカネと資源とマニアックな人材が必要になるわけで、陸軍への投資を怠ってきた北朝鮮がポンと実現できるとはとても思えませんな。在庫品からの放出だけではカンフル効果にしかなりますまい。

                品質にしろ、一方でウクライナが裏から入手した北朝鮮製弾薬がひどく粗悪なものだったという報告はあるわけで、トップ同士が肝入りで決めた直後はともかく、そこそこの量を長期安定的に高い品質を保持し続けるかは疑わしいものですな。
                        Easy
                        2023年 11月 12日
                        返信 引用 

                    > 50年以上休眠させて錆びついた生産設備を再生するにしろ、いまさら新規に構築するにしろ

                    これが認識の間違いの元ですね。
                    北朝鮮ではD-30タイプの牽引式榴弾砲が現役かつ陸軍の主戦力であり、砲弾も砲身も新造して生産し続けているんですよ。
                    これから新しくやるのでも、古い設備を再稼働するわけでもありません。

                    「あの国ではこれが現役」

                    これが今回分かった恐るべき真実です。
                    家電で言えば、ブラウン管テレビの生産設備が現役でフル稼働している感じですね。

                    恐るべし北朝鮮。
                    11
                リック
                2023年 11月 12日
                返信 引用 

            そもそも基本的な話として、弾薬の製造設備なんてのは近代的な技術でもなんでもないですよ。サビのついたはるか昔の技術です。
            例を挙げれば小型誘導弾頭であるジャベリンですら初めて試射が行われたのは32年前の技術です、ただ撃ってぶっ放すだけの砲弾なんてそれよりはるか昔の技術で作れます。
            ただ、それに金をかけるかかけないかの違いでしかありません。製造能力の差というのは。
            故に先軍政治で軍事に金をかけている北朝鮮なら、技術更新が遅れているからこそ弾薬の製造能力が高いという現実があったとしても、それはなにもおかしいことはないのです。
            10 』