サウジ皇太子がイスラエル非難 人道法違反と指摘
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB110EL0R11C23A1000000/
『【カイロ=時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突について、サウジアラビアの事実上の最高権力者ムハンマド皇太子は10日、民間人を標的にしているなどとしてイスラエルを批判した。サウジの首都リヤドで開かれたアフリカ諸国の首脳らとの会合で語った。国営サウジ通信(SPA)が伝えた。
皇太子は「ガザでの軍事攻撃、民間人を標的にしていること、そして、国際人道法の継続的な違反を非難する」と述べた。その上で「この戦争と(ガザ住民の)強制退去の停止と共に、安定を取り戻し和平を実現するための状況をつくる必要がある」と強調した。
AFP通信によると、皇太子がイスラエルとハマスの衝突について公に発言するのは初めて。サウジは、衝突前まで進めていたイスラエルとの国交正常化交渉を中断している。
リヤドでは11日にアラブ連盟の緊急首脳会合が開かれる予定。戦闘停止やパレスチナ支援に向けた取り組みについて協議される見通しだ。』