欧州と中東での戦争で特需迎えた北朝鮮の軍需産業

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:欧州と中東での戦争で特需迎えた北朝鮮の軍需産業
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『北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が2つの戦場で古い通常兵器による「暗い存在感」を表している。

2023年9月にロシアを訪問してプーチン大統領と会談した後、大量の砲弾と弾薬をロシアに供給する中、パレスチナの武装団体ハマスのイスラエル攻撃にも北朝鮮産武器が使用されている。

韓国の国家情報院も金正恩がパレスチナに対する包括的支援策を考えるよう指示した状況を把握し、武器販売の可能性に注目している(1日の国会情報委員会報告)。

名分は「反米連帯」だが、金正恩の狙いは外貨稼ぎだ。

国際社会の全面的な制裁などで経済問題に直面する金正恩としては「武器工場」を本格的に稼働して活路を見いだせる状況になったからだ。

また現代戦で勝敗を左右する先端武器体系でなく長期間にわたり黒いコネクションを通じて流通させてきた旧式武器が予想外の特需を迎え、不法行為の集約体「NK(北朝鮮)防衛産業」が2つの戦場で変数に浮上する雰囲気だ。

海外メディアによると、ハマス隊員が先月上旬にイスラエル奇襲作戦を敢行した当時、「58・68式歩槍」(旧ソ連AK-47・AKM小銃改良)とロケット推進式擲弾発射機(RPG)「F-7」、対戦車ミサイルの一種「プルセ(火の鳥)2」など北朝鮮製武器を使用するのが見られた。

TKY200904050198イスラエル軍の関係者は10月26日(現地時間)、戦場で確保した地雷と対戦車擲弾発射機、ドローンなどの武器をメディアに公開しながら「ハマスが奇襲攻撃に使用した武器のうちイラン産と北朝鮮産がそれぞれ10%を占め、残りはガザ地区で生産された」と明らかにした。参照記事 
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また、「3回にわたりイスラエルを狙ってドローンと弾道ミサイル攻撃を加えた」というフーシ反乱軍の10月31日(現地時間)の声明で明らかにしたミサイルが北朝鮮製の可能性がある。

韓国軍関係者は「すでに北は中東・アフリカに弾道ミサイルを輸出したことがある」とし「軍事交流が続く中、北のミサイルの影響力を軽視することはできない」と話した。

イスラエルが迎撃したと明らかにしたフーシ反乱軍のミサイル3発はイエメンからイスラエルまで1500キロ以上を飛行したと分析される。フーシ反乱軍がこれほどの射程距離の弾道ミサイルを保有したという情報は、2017年のサウジアラビア攻撃当時に初めて出てきた。参照記事 過去ブログ:2023年11月ガザ北部でハマスのトンネルへの空爆とイエメン参戦:

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欧州と中東で2つの戦争が同時に広がり予想できない特需を迎えた北朝鮮の軍需産業は金正恩(キム・ジョンウン)政権を支える核心軸だ。

国際社会の対北朝鮮制裁で苦痛を受ける中で限定された資源を軍需産業に優先配分するため住民らは慢性的な民生苦に苦しめられ、これを通じて稼いだ金を金正恩政権は再び核・ミサイル挑発に投じる。
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専門家らは北朝鮮の軍需工場がフル稼働する場合、ロシアに年間数百万発の砲弾を供給できると予想する。韓国情報当局は北朝鮮が平時に軍需工場を総動員して生産できる砲弾の量を年間200万発ほどと推定しているという。

韓国軍は北朝鮮が2023年8月から今月初めまで羅津(ナジン)港を通じてロシアに送ったコンテナを2000個ほどとみている。韓国軍関係者は「(コンテナに)122ミリ放射砲弾を積載したと仮定すれば20万発以上、152ミリ砲弾なら100万発以上と判断できる」と明らかにした。参照記事 』