隣の大国から本格侵略をしかけられて2年目となるウクライナの政治統率者には、次のような資質が…。
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『※所詮、ないものねだりとなるが、隣の大国から本格侵略をしかけられて2年目となるウクライナの政治統率者には、次のような資質がなくては困る。
ひとつ。「○○という兵器を貰えれば勝てる」という小学生のような連呼をしないこと。
ゼレ公は軍事の素養はもともと無いのであるから、何か具体的なアイテムがこの戦争の勝利に結びつくという大衆向けのオカルトの因果経を軽々しく公的に唱えてしまうことはぜったいに禁物なのだ。
その自覚がいつまで経っても生じないというところに、西側首脳は、この人物の、たのもしくない「小学生臭」を嗅ぎとってしまう。
ふたつ。もし、自分で大衆に与えた「希望」が予言どおりに実現しなかったとき――たとえば反転攻勢の不振――、それをどう取り繕い、内外大衆の士気を保持するのか、その言論戦略は、あらかじめ立てておかなくてはいけない。
その準備がまったく腹案として無かったらしい様子が、たびたび観察されてしまうゆえ、海外は「こいつ、ホンモノの小学生だ」と理解しつつあるのである。
同じ俳優出身でもロナルド・レーガンとは月とスッポン。外国テレビ局のディレクターごときから振り付けられるままに演ずるだけが能かよと……。
みっつ。都市防空兵器は要りません、と、与国に向けて謝絶すること。
長期総力戦争では何でもトレードオフである。多大な援助を受けてAAを充実させ、同時に、多大な援助を受けて攻撃兵器を充実させる、なんてことは、ゆるされないし、できない。指導者らしく、どちらかに集中をしなければ。
敵を弱らせ、領土から追いたて、戦争を終結に向かわせるために、宇軍に必要なのは、砲弾・ロケット弾・カミカゼドローンにきまっているだろう。都市防空兵器ではない。
ハマスは総延長500kmの地下トンネルを自力で掘った。深さ数十mもある本格防空壕だ。パレスチナ人にやれることがなぜ、キーウ市民にはできないのか? おかしいじゃないか――と、世界のみんなが思っている。
人がくれる物を何でも貰おうとする態度の中には、戦時指導者としての「イニシアチブ」が感じられない。西側メーカーはAAの実験をウクライナでしたい。それに流されてしまっている。状況をきりひらくのではなく、状況のために常に流されるだけの物乞いというイメージが浮き出てしまう(たしかにそれが実像に近いだろうが)。
「AAは要らない。そのぶんもっと攻撃用の弾薬をくれ。国内でも銃後が総出で地下の工場で製造するから、原料・資材をくれ」と言えば、少しは指導者らしく見えるだろう。』