米無人機、ガザ上空で情報収集 人質救出を支援
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0346R0T01C23A1000000/
『【ワシントン=中村亮】米国防総省のライダー報道官は3日の声明で、米軍の無人機がパレスチナ自治区ガザの上空で情報収集活動をしていると明らかにした。イスラム組織ハマスが連れ去った人質の解放に向けた支援の一環だと強調した。
ライダー氏は無人機の飛行は10月7日に起きたハマスによる奇襲攻撃後に始まったと言及した。イスラエル軍に情報を提供しているとみられる。米軍はイスラエルに人質問題に関して助言する専門家を派遣してきた。
欧州地域を担当する米海軍第6艦隊は3日、空母ドワイト・アイゼンハワーと同ジェラルド・フォードを中心とする2つの打撃群が東地中海で3日間にわたる合同演習を実施したと発表した。ミサイル防衛や海上補給などを訓練した。
米空母2隻を中心とする打撃群は東地中海で合同演習を実施した(3日)=米海軍提供
米海軍高官は声明で「共同での作戦活動や訓練は切れ目なく複数の任務をこなし、攻撃を抑止して同盟国やパートナー国を支援する米海軍の能力を示す」と言明した。訓練には1万1000人以上が参加した。
米軍はハマスによる奇襲後、まずジェラルド・フォードを東地中海に配置し、イランや親イラン武装勢力による追加攻撃に警戒を強めた。ドワイト・アイゼンハワーは東地中海からアラビア海周辺にこれから移動するとみられる。
緊張拡大のリスクはくすぶる。米CNNは2日、シリアのアサド大統領がレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラにロシア製のミサイル防衛システムを提供すると決めたと報じた。米政権が情報を入手した。すでに引き渡したかどうかは不明だという。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米政権はロシアの民間軍事会社ワグネルもヒズボラに防空システムを引き渡す可能性があるとみている。』