イスラエル3夜連続でガザ北部の攻撃拡大

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:イスラエル3夜連続でガザ北部の攻撃拡大
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『イスラエル国防軍(IDF)のハガリ報道官IDF spokesman Rear Admiral Daniel Hagari は現地2023年10月27日、パレスチナ自治区ガザ地区で「地上作戦を拡大」していることを明らかにした。

ガザ地区に対しては集中的な空爆が行われており、通信網が寸断されたとの情報もある。空爆映像 次の映像では、地下深度のトンネルを狙ったバンカーバスター爆弾が使用されているのが分かる:空爆映像
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ハガリ氏は、IDFは全ての前線で「強力に作戦を展開」していると説明。「ガザ市への攻撃を継続する」と表明し、民間人は更に南へ避難すべきだと改めて警告した。左は、当初の避難勧告地域。

ガザの複数の住民がCNNに語ったところによると、イスラム組織ハマスのテロ攻撃に対するイスラエルの報復が約3週間前に始まって以降、この夜の空爆が一番激しかったという。、、

イスラエルのネタニヤフ首相Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahuの上級顧問を務めるマーク・レゲブ氏はCNNに対し、地上作戦の「拡大」はイスラエル軍による0c74a716「ハマスへの圧力の強化“beefing up the pressure on Hamas.”」を意味すると説明。

「我々は目標を達成するまで圧力を強め続ける」と表明した。ガザ地区でイスラエルの地上作戦が行われるのはこれで3夜連続となった(現地25~26日深夜から始まった)。

イスラエルはガザとの境界に数千人の兵士を集結させているほか、ガザへの爆撃や封鎖も数週間続けており、「人道危機」(支援機関)を引き起こしている。

右図赤い部分が、攻撃開始前のイスラエルの避難勧告地域で、今も住民の避難を呼びかけている。右の27日の図では、ガザ地区が斜線の戦闘ゾーンで囲まれている。 参照記事 英文記事 図参照元 参照記事:2023年10月イスラエル地上部隊、ガザ北部のハマス拠点攻撃:
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日本はイスラエルに対し、ガザ地区における人道状況の改善のため、人道目的の一時的な戦闘休止と人道アクセス確保のための協力を要請し、上川陽子外相が27日金曜日、同省での会談でコーエン駐日イスラエル大使に要請した。邦人の安全確保への協力についても、あらためて求めた。参照記事 

、、、イスラエルもこれを理解したとあるが、相手はハマスという過激派テロ集団、殺戮、犯罪集団であり、お伺いを立てる程の相手か?また、休戦を守る相手とも思えない。

イスラエルは、人道的配慮の面からも、一日も早いハマス壊滅を狙っている。
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イスラエル国防軍(IDF)は28日午前、ガザ地区北部に激しい空爆を加え、「テロトンネル」や「地下の戦闘空間」を攻撃し、ハマスによる空からの作戦を指揮した司令官を27日夜から28日にかけて殺害したと明らかにした。

「IDF戦闘機は夜にかけて、ハマス空襲隊のトップ、アセム・アブ・ラカバAsem Abu Rakabaを攻撃した。アブ・ラカバはハマスの無人航空機、ドローン、パラグライダー、空からの探知や防衛の責任者だった。10月7日の虐殺の計立案に関与し、パラグライダーでイスラエルに侵入したテロリストを指揮し、IDF拠点へのドローン攻撃の担当だった」と述べた。参照記事 参照記事 

2023年10月29日:イスラエル軍がイスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで陸上部隊を越境させた攻撃を拡大させていることに関し、イスラエルのネタニヤフ首相は28日夜(日本時間29日未明)に記者会見し、同軍が進めている地上作戦は「戦争29israel-gaza-carousel-photos-01-の第2段階」であり、長く困難な戦いになると述べた

ネタニヤフ氏はその目的を「ハマスの統治能力、軍事能力を破壊し、人質を取り戻すことだ」と説明した。本格的な地上作戦の開始を示唆したとみられる。

、、、29日記事では、ハマスの軍事拠点450カ所を攻撃したと報じられ、状況からは、事実上、本格的地上侵攻が行われているように見える。 参照記事 英文記事 映像;29日公開イスラエルの地上攻撃 ガザ地区へ向かうイスラエル戦車軍: