ブリンケン氏、中国にイランへ働きかけ要請 ガザ衝突
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM281UW0Y3A021C2000000/
『【北京=田島如生】ブリンケン米国務長官は26〜27日、米国を訪れている中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相と会談した。イスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突を巡り協議し、ハマスの後ろ盾とされるイランと友好関係にある中国に対し、イランの関与を防ぐための働きかけを要請した。
米国は中東問題を巡り「中国がより建設的なアプローチを取るよう」促した。パレスチナ自治区ガザでの衝突を大規模な戦闘に発展…
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『パレスチナ自治区ガザでの衝突を大規模な戦闘に発展させないため、イランに影響力を持つ中国に対応を求めた。
中国外務省の発表では、王氏は「より大きな人道的災害を防ぐことが急務だ」と述べた。イスラエルとパレスチナが平和裏に共存する「2国家解決」の必要性を訴えた。
王氏は「大国は冷静かつ公平を貫くべきであり、国連は必要な役割を果たさなければならない」とも語った。米国が国連などの場でイスラエル支持の立場を明確にしてきたのを念頭に置いた発言とみられる。』