マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア

マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア
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 ※ まあ、いずれ、「端末」に納められている「個人の履歴」を、外部に垂れ流すのだけは、止めた方がいいな…。

『松尾豊氏、渡辺靖氏、瀬尾傑氏、リチャード・ドーキンス氏、大絶賛!

あなたがいつ、どこで、何のページを見たか。誰とつながり、何に「いいね! 」を押し、どんな言葉を検索したか。

性別や年齢よりもはるかにあなた自身を語る情報が、いま巨大IT企業の手の内にある。

彼らはそのビッグデータをAIで解析し、あなた以上にあなた自身を熟知する。

そしてある日、あなたに狙いを定め、囲い込み、洗脳する――。

トランプ政権誕生、イギリスのEU離脱と、世界分断の「立役者」となった組織、ケンブリッジ・アナリティカ。彼らが狙ったのは、フェイスブックに集積された膨大な個人情報だった。

巧妙に仕組まれた性格診断アプリを介し、回答した本人のみならず、友人の情報までを入手。その数8700万人分。

彼らはそれぞれの性格に合わせてカスタマイズした情報を流し、人々の不満や憎悪を掻き立て、分断を煽った。

彼らにとって選挙の投票行動を操ることなどもはや容易いことだった──。

一連のスキームづくりに携わっていた著者が、ソーシャルメディアとビッグデータ、AIの最先端で何が起きているのかを内側から明かした衝撃の書。』

『hbspmd

5つ星のうち5.0 心をコントロールするハッカー集団

2020年10月4日に日本でレビュー済み

本書は2016年に起こった世界的な二つの大事件(ブレグジットとトランプ大統領の当選)に関わったケンブリッジ・アナリティカ(CA)で、有権者の投票行動に影響を与える、マインド・コントロール(とでも云うべき)「武器」を作り、その重大さに気づいて内部告発したクリストファー・ワイリーが自ら著したものである。

CAの内部告発本は、既にブリタニー・カイザーによるものが日本でも出版されているが、クリスとブリタニーはCAにおいて入れ替わるようなタイミング(クリスが先でブリタニーが後)で、クリスが内部告発したのに続いて、ブリタニーも続いたとされる。

本書で最も生々しいのは、フェイスブックのアプリ経由で個人情報を入手し、それに州政府や民間業者から購入した多様なデータを組合せることで一人ひとりのデータセットが出来、州と名前で個人を特定し、(アンケートを装って)実際に本人に電話して確認するくだりである。

こうした一人ひとりの詳細データに基づき、心理学的な分析を加え、思想信条や性格に沿って情報をインプットすることで、投票行動に影響を及ぼしていった具体的な手法が描かれている。

単に投票行動に影響を及ぼすだけでなく、人種差別など、本音を表立って云い難い問題についても影響を及ぼし、「ポリティカル・コレクト」を無視するように仕向け、人々を分断し、対立を煽る結果をつくり出すことに成功している。

移民に対する反発を原動力に実現したブレグジット、時間が数十年遡ったかのようにも思える米国における人種対立の再燃、ミャンマーのロヒンギャに対する弾圧などの事件の陰にCAの存在があったこと、フェイスブックなどのビッグテックが自らが人々に及ぼす影響に対する責任を取る姿勢を示していないことなど、改めて現在のインターネットの持つ課題を再認識させられる衝撃の一冊である。 』

『juice cake

5つ星のうち5.0 操作された民主主義ほど怖いものはない

2022年2月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

人々の行動・思考データを利用することで、民主主義の根幹である選挙が操作されうる実態を暴いた一冊。

2016年の米大統領選挙の裏で何があったのか、人々の選好をどのように突き止め、どのように操作するのかが怖いほどよく描かれている。

それに加えて、不正に直面した著者の葛藤や苦悩を知ることができる。

本書を読んだ後に、本の最初の引用部分にある「軍隊の侵入は防げるが、思想の侵入は防げない」というユーゴーの言葉を見返すと鳥肌が立った。 』

『mountainside

5つ星のうち5.0 軍事心理(サイバー)作戦の実態の告発!

2020年10月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

①イギリスのコンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)の元社員の告発が本書の内容である。この会社は軍事心理(サイバー)戦を仕掛けることを専門とする。

②トランプ大統領の前回の当選(逆転勝利)にこの会社が果たした役割は実に大きい。特に、ロシア(プーチン)、中国(習近平)はトランプ陣営支持に回り、トランプ勝利に暗躍したと言われている。
本書でその実態が暴露される。

③トランプ支持者にクリントン陣営に対して敵対心を煽るようなサイバー戦が巧妙に仕掛けられていた。

もはや大統領選の勝利は50州の選挙人をどちらがどれだけ獲得したかで決まるのではない。報道はあくまでも表面的なデータのみを取り上げるが、勝利は軍事心理(サイバー)戦をどちらが征したかで決まるのだ。このデータは目に見えない。

④先日、トランプ大統領選のコロナ感染が報道されたが、軍事心理(サイバー)戦の展開には全く関係ない。もはや大統領の選挙活動の展開などはどうでもよい表面的なデータに過ぎない。

疑問に思う人は本書を読まれると良い。
暴露本の面白さは秘密の大きさで決まる。
お勧めの一冊だ。 』

『kokichi

5つ星のうち4.0 色々な意味で恐ろしい話

2022年9月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

本書の一番ポイントとなる部分は、著者のリークが、「所詮、陰謀論の域を出ない」という受け止めしかされていない部分があるということだ。

著者は、残念ながら重い罪を背負う。あまりにも無知であったと思う。悲しいことだが。
リークはいずれも、選挙後に行われている。

著者は、結局のところ、政治権力の意味を理解していなかった。

どのような手法であれ、権力を手にした人間が、それを手放すことになる情報を真剣に取り扱うわけがない。権力者を支持した人間も同じだ。
それが、催眠であろうと暗示であろうと、同じだ。

著者のリークは、その世界の外側にいる日本人にとっては、わかりやすい話となっているが、当国の人間が受け入れるわけがないと思う。

「私はSNSによる暗示にかかり、催眠状態に陥り、差別的な書き込みをしてしまい、国を分断させてしまいました。」なんて、言うわけがないだろう。

手のひらを返したのは、利己主義的な成果主義者だけだ。彼らは、自らが恩恵を受けられないと知れば、さっと、手のひらを返し、去っていく。

しかし、心の底から指示した人間たちは、そういう選択もできないのだ。

権力を得るとは、そういうものだとしか言いようがない。
何かが決まった後で騒いでも遅いのだ。

そのことが、否定する余地なく詰め込まれていると感じた。

日本は、ネット選挙を解禁してしまったが、いつ、こういった連中の「オモチャ」にされるかわからにということだな。

さてさて、どうなることやら。。。

上記のとおり、この手の話は、「未然に防止する」以外に手立てはないと思うよ。』