ウクライナ、米供与の長射程ミサイル「ATACMS」初使用
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1806A0Y3A011C2000000/
『【ワシントン=共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、X(旧ツイッター)への投稿で、米国から長射程の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の供与を受けたことを明らかにした。米メディアは、ウクライナが同日にロシア軍に対して初めてATACMSを使用したと報じた。ロシアの強い反発が予想される。
ゼレンスキー氏は米国に謝意を表明し「ATACMSは身をもって威力を示した」と述べた。
ATACMSは射程約160〜300キロで、高機動ロケット砲システム「ハイマース」から発射でき、前線のはるか後方にあるロシア軍司令部を攻撃することが可能とされる。ロシアは提供を「レッドライン(越えてはならない一線)」だと警告していた。
米メディアはウクライナ軍高官の話として、ロシアが占領するアゾフ海沿岸のベルジャンシクと東部ルガンスク州に対し、18発のATACMSを使って攻撃したと報じた。通常よりも射程が短く、親爆弾から多数の子爆弾をまき散らすクラスター弾を使用するタイプという。
ATACMSの供与はウクライナの要請を受け、バイデン政権が検討を続けていた。政権内にはロシアとの戦線拡大を招くとして供与に反対する声もあった。
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