「振り向けばパレスチナの旗」。イスラエルの衝撃
※ 確かに、今回は、パレスチナ側のメディアへの露出が「多い」ような気がする…。
※ 何らかの「組織的な」動きなのか…。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)10月16日(月曜日)弐
通巻第7960号
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「振り向けばパレスチナの旗」。イスラエルの衝撃
世界各地でパレスチナ支援のデモ行進。地下ネットワークが築かれていた
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ハマスのイスラエル奇襲直後、NYタイムズスクエアには、イスラエル支援とパレスチナ支援の両派が旗を掲げて睨み合った。世論は割れた。
一週間後、アメリカですらパレスチナ支援派のほうが活発な活動を展開するように変化していた。
まずはハーバード大学、ついでコロンビア大学で。
10月14,15日にはNY,デアボーン(ミシガン州)、ロスアンジェルス、首都ワシントンで数百、数千の在米アラブ人がハマス連帯の旗を掲げた。「振り向けばパレスチナの旗」
イスラエルはアルジャジーラのエルサレムオフィス閉鎖を検討し始めた。
オランダのアムステルダム、英国はロンドン、エジンバラ、グラスゴーなどで。アイルランドはダブリンで、イタリアはタリンで、スイスでもジェネーブで、豪州はシドニー、そして韓国でも数百から数千人が集まったのだ。(なぜ韓国でも?)。
まして米国の首都ワシントンでは、なんとユダヤ人の一部が「戦争をすべてのユダヤ人が支持していない」とするプラカードを掲げて集会を開いた。画像からみるとユダヤ原理主義のセクトのようだ。
イスラム圏ではマレーシア、インドネシア、モロッコはラバトで数万人が集まるなど各地で大規模なパレスチナ支援集会とデモ行進があった。ロシア、中国、パキスタンではデモは起きていない。
西側の抗議活動が行われた場所は、いずれもアラブ人のコミュニティが存在する。
むろん、世界世論が二分化したことの表れだが、問題は組織である。
数千の旗、デモ用の宣伝カー、横断幕、印刷されたプラカード。どこか人工的な、テレビカメラ向けの演出を効果的に狙っている。
組織の企画力と動員力がなければ、これほど短時日裡に政治活動を組織化できるものではない。まして資金をどうしたのか?
西側が気付かないうちに、地下ネットワークが構築されていた。つぎに彼らは爆弾など実力行使にでる懼れもあるのではないか。世界の攪乱である。
モサッドとCIAはハマスの奇襲を予知できなかったように。ガザだけではなく、ちかく何かが起こる予感がする。
◎☆□☆み☆□◎☆や△◎□☆ざ☆□◎き◎□☆◎