アイアンドームの価値が問われている。
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『Prakash Nanda 記者による2023-10-12記事「The Dome Is Doomed? Three Reasons Why Israel’s ‘Mighty’ Iron Dome ‘Fell Apart’ To Cheap Hamas Rockets」。
アイアンドームの価値が問われている。
アイアンドームは、発射箱から20発の迎撃ミサイルが飛び出す。そのミサイル1本は5万ドルである。その箱が4つで、1ユニット。その1ユニットで155平方キロメートルの市街地積を防空する。4km以上、70km以下の飛翔をする敵の地対地ロケット弾を、着弾前に都市上空で迎撃できることになっている。
市街でないところに落ちると計算された敵のロケット弾は敢えて無視して迎撃しない(コンピュータが自動判断)。これによって迎撃ミサイルを節用する。
アイアンドームの迎撃ミサイルは、当たらなかったときは高空で自爆するようにできている。下から見ていると、そのすべてが迎撃に成功したように見えるだろうが、爆煙はただの自爆かもしれない。
このシステムを批判した人いわく。これまで誰も、アイアンドームの直撃によって上空で破壊されたと確認できる敵のロケット弾の残骸を見た人がいない、と。つまり、アイアンドームはじっさいにはまったく当たってはおらず、たんにイスラエル国民の心理を宥めるための高価な飾りである可能性があるのだという。
しかし米陸軍が2020年以降、ホワイトサンズ実験場でテストした上で、2022-8にアイアンドームの発射箱×12を購入すると決めているから、まったく当たらぬわけではないだろう。
ある人いわく。従来のヒズボラやハマスのロケット弾砲撃は、同じ射点から10発とか20発が飛んで来るというレベルで済んでいた。が、こんかいのハマスのロケット弾砲撃は、いっせいに5000発近くを撃ち込んでいるので、アイアンドームはシステムとして完全に「飽和」されたはずである。
ハマスの地下工場製のロケット弾は、1発が300ドルから800ドルというところだろう。アイアンドームで禦ぎきれないことは、自明である。
※1発600ドルとして、5000発なら300万ドルか……。』