米陸軍と空軍の医務隊は、麻酔薬の「ケタミン」を注入してくれる…。

米陸軍と空軍の医務隊は、麻酔薬の「ケタミン」を注入してくれる…。
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『J.P. Lawrence 記者による2023-10-11記事「The military is studying ketamine infusers for wounded service members」。

    米陸軍と空軍の医務隊は、麻酔薬の「ケタミン」を注入してくれる貼り付けデバイスを、8月のミシガン州での演習で試した。

 懐炉のようなデバイスを負傷兵の腹とかに貼り付けると、そのデバイスから適量のケタミンが身体に送り込まれ、疼痛を緩和してくれる。このベンチャー企業、既存のインシュリンの自動投与器具からヒントを得た。

 開発は、加州の「ボクストン・バイオメディカル」社。軽量なのでドローンによって最前線の負傷兵の居場所まですぐに届けることができる。

 ケタミンは米国では悪名がとどろいてしまった。中毒性が低い麻酔薬であるため、トリップ作用を期待して濫用する者がいるからだ。

 米軍のメディックは、ベトナム戦争中はケタミンをほとんど使っていない。しかし2011~2016のイラクおよびアフガン戦線では、適用者率が11%に増えている。

 ケタミンは平時であれば血管注射なので1人の患者に射つのに8分かかってしまう。この器具は上皮浸透方式なので、その時間を30秒に減らす。戦場ではいちどに多数の負傷者が出るので、1人あたりにかける時間を短くできる器具が、特に求められるのだ。

 器具の中には、ケタミンが6ミリリッター入ったカートリッヂが仕込まれている。
 貼りつけたあと、「ボタン」を押すと、投薬が始まる。かんたん至極也。

 これをクォッドコプターで届ける場合、配達距離は最大35マイル。 』