今回の越境攻撃がハマスの暴走である説
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『 戦果としては、過去最大のイスラエル人を虐殺したハマスの越境攻撃ですが、実は単独の暴走だったのではないかという説が出ています。今回の襲撃が、いかに破格であったかと言うと、実は2008年から年月で、イスラエル人の犠牲者の数は累計で約300人です。今回の襲撃では、5日間で1200人の死亡が確認されています。それだけ、奇襲としては成功したという事です。イスラエル側の心象としては、アメリカにおける9.11テロ事件並のショックでしょう。
しかし、実はハマスは単独で勝ち切るだけの兵力を持っていません。奇襲でイスラエル人を大量に殺す事はできても、勝ち目が無いのは、やる前から判っていた事です。なので、レバノンに拠点のあるヒズボラ、ヨルダン川西岸地域の武装勢力と連携して、一斉蜂起するのが支援するイランの計画だったのではないかという推測が出ています。ヒズボラの規模と兵力は、ハマスとは比べられないくらい大きく、ここと連携無しにイスラエルを攻撃する事に、意味がありません。
現在、イランは、ハマスの武力攻撃との関係を否定していますが、これ、案外本音かも知れません。勝手にフライングしたという意味で、ハマスの作戦行動には関与していない可能性があります。勝ち目が無いのが判っていた証拠に、ハマスの創設者でリーダーであるハリド・マシャルが何処にいるかと言うと、カタールでテレビ・ニュースを見ながら戦果を監視しています。ハマスの指導者クラスの幹部は、戦地にいないのですね。つまり、越境攻撃した兵士が押し負けてガザ地区に戻ってくるのを、当然の結果と予想して、安全なところに退避していたという事です。
そして、世界中のイスラム教徒に対して、10月13日の金曜日に「行動を起こせ」とメッセージを出しています。これが、ただちに世界中でイスラム過激派によるテロ攻撃が起こるという話にはならないと思いますが、各地のイスラム教徒が政治的なデモ活動や、ハマスに対する資金援助などを行う可能性があります。また、多分、散発的にテロ行為も起こるのではないかと思います。ちなみに、13日の金曜日が選ばれたのは偶然ではなく、イスラエルの祝日を狙ってハマスが越境攻撃を仕掛けたのも偶然ではないです。相手の油断を狙ったという理由もありますが、実は第4次中東戦争から50年と1日目なんですよね。つまり半世紀前にも、イスラエルの祝日に大攻勢を仕掛けられています。結果として、イスラエルは勝ちましたが、相当の犠牲も出しています。ハマスの行動原理には、多分に宗教儀式的な色があるので、そもそも理性的に動く軍隊というより、狂信者の集団の色合いが強いです。なので、パレスチナの正統政府とされるファタハと内戦状態にもなっています。そして、皮肉な事にガザ地区に世界から集まる支援金を使って、武器を買ったり、贅沢な暮らしをしたり、次世代の子供にイスラエルに対する憎しみを教育していたりします。
今回、まともな神経をしている人が見たら吐くレベルの残虐映像が出回っています。単に処刑するだけではなく、死体の凌辱、解体、小便をひっかける、車両から引きずり出して死体を蹴る・踏みつけるなど、酸鼻を極めるグロい映像が拡散されています。これができるのは、ハマスによる長期間に渡る、憎悪の植え付けが成功しているからです。ある村では、頭を切断された赤ん坊や幼児の死体も、まとめて発見されています。実は、人道目的で支出された資金が、こうした少年兵を養成する為に使われてたりするのですね。野戦病院や難民キャンプが、ゲリラの養成所・兵隊のスカウトに使われる事も普通にあります。お金に色は着いていないので、出した資金が、どう使われるかなんて、現地次第なんですよ。
実際、ガザ地区は、2005年にイスラエル軍は、完全撤退しているのですが、多くの支援があったにも関わらず、未だに自立した電気・ガス・水道のインフラがありません。どこが供給しているかと言えば、イスラエルです。自治区と言いつつ、自立する気は無く、入った資金は武器の購入やハマスが自由に使っています。なので、今回もイスラエルが供給を止めれば、完全に生活が行き詰まります。ハマスの幹部にとっては、「海外」にいるので、ガザ地区で住人が困ろうが知ったことではないのでしょうね。結果を予想できないハズが無いからです。言ってみれば、これがウクライナ侵攻で、首都に留まった国家の政府を代表するウクライナのゼレンスキー氏と、無責任に戦闘と争乱を引き起こして、自分は安全な所にいるテロ組織との違いです。あくまで、ガザ地区の住人も利用する駒に過ぎないという事です。何せ、イスラエルが爆撃しにくい、学校の地下とか病院の敷地を、武器の保管庫にしていますからね。ある意味、人質みたいなものです。
今回の越境攻撃は話題にはなりましたが、戦略としての効果となると、実に中途半端です。無計画と言っても良いくらいです。なので、イランが主導したとも思えないのですね。そうならば、投資に見合う確実な成果を狙うはずで、単に復讐して溜飲が下がった程度の事で終わらすはずが無いからです。
とはいえ、これで問題になるのが、バイデン大統領と民主党が進めてきた、無計画な移民の受け入れです。経済難民が混じっている程度なら良いのですが、確実にアメリカ社会を壊す事を目的にしたテロリストも、難民を装って大量にアメリカ社会に入って来ています。「多様性」とか「聖域都市」とか言って、鼻をフンフンさせながら人権派気取りをできているうちは良いですが、警察力をまるで、それが正義であるかのように弱体化させ、犯罪を助長するような制度を作り、さらに全国規模で同調したイスラム過激派による暴動が起きたら、どう責任を取るつもりなんですかねぇ。彼らが責任を取るとは思えないのですよね。個人的なセイキュリティー・サービスを頼める「金持ち」の彼らからしたら、治安が悪化しようが痛くも痒くもないのかも知れませんが、ここでも被害を受けて家族を失ったり、財産を焼かれるのは、弱い立場の人々なんですよね。民主党は弱者に寄り添うとか言ってますが、議会で法律を決めている彼ら自身は、セレブです。結局、安く働く国内奴隷が欲しいから移民制限をユルユルにしているだけ違います? みたいな気がします。
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